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院長ブログ

ホットドリンク飲み放題

新型コロナ対応として行なっている屋外でのトリアージと迅速検査の体制。
もう数年になります。
いずれは終了することになるはずなのですが、まだその目処が立ちません。
今年5月に5類になり、インフルエンザ相当の扱いにはなっていますが。
でも、新型コロナは相変わらず流行を繰り返しています。
今後もまだ相当期間に渡って注意が必要です。

さて、当院の「発熱外来」を支えているのは、看護師や事務などのスタッフです。
宮沢賢治風に言えば「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」。
天気が良かろうが悪かろうが、新型コロナには関係がありません。
休むことのできない仕事です。

「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ」
季節にも関係ありません。
今年の夏は記録的な猛暑で、その中での仕事は熱中症リスクもありました。
屋外のコンテナは冷房完備。
さらに、小型の冷蔵庫を置き、冷えたドリンクを自由に飲んでもらいました。

冬がまた大変です。
雪降る中、時に吹雪く中でも仕事があります。
コンテナ内はエアコンで暖かくしていますが、手がかじかみ、仕事にも差し支えます。
どうしてあげればいいのか、悩みましたが・・
コンテナの脇にある自動販売機があることに気づきました。
昨冬は自由にドリンクを買ってもらっていました。
そのためのコインは医院からの持ち出し。
温かいドリンクで、手もお腹の中も温まったことでしょう。

次の冬に向かって、バージョンアップしました。
「ドリンクウォーマー」を2台購入。
1台は大きめで、院内に設置し、常時ドリンクを温めておきます。
何種類かのドリンクが入れてあります。
もう1台は、小さなもので、コンテナ内に設置。
2人がペアで仕事するので、自分の好みのペットボトルを持ち込みます。
仕事しながらの「ながら飲み」もOK。
もちろん、このドリンク代は医院から(福利厚生費)。

余談ですが、自動販売機はホットの飲み物は55℃ほどに温めているのだそうです。
それ以下だと温かい感じがしないし、それ以上だと熱くて持てなかったり、やけどする可能性があるのだそうです。
今回買った2台の保温機は60℃くらいまで温める能力があるようです。
それを確認した上で購入。
実際に使ってみたら、ちょうど良い温かさになっていました。

さて、明日から寒波が来て、大崩れの天候になるようです。
平野部でも雪になるかも。
冬の厳しい季節が本格的に始まろうとしています。

インフルエンザが大きな流行になり、新型コロナも少しずつ発生中。
まだまだ「発熱外来」の出番が続くことでしょう。