MENU

院長ブログ

2022年7月 一覧

真夏の戦い

⭐︎今の季節は?

庭のさるすべり(百日紅)が花を咲かせています。
てっきり夏の終わりから秋に咲く花だと思っていたのですが。

真夏が過ぎ、もう一度梅雨に入り、それが明けてもう一度夏に?
季節が行ったり来たりしています。

子どもたちは夏休みに入りました。
コロナ禍での3回目の夏休み。
今年は政府が行動制限を課していませんが、コロナ患者発生は過去最高に。
それも子どもたちが中心です。
色々と心配になります。

小児科外来はもともと「発熱外来」。
当然コロナに対応しています。
当院もこれまで準備してきたことをさらに進化させ、やるべきことをしっかりやっていこうと思っています。

昨日の診療は、予約受付を取りやめ、受診希望の方は直接来院していただくことにしました。
これだけを見ると世の中の流れに逆行しているようにも思えます。
実際、当院は開業当初は予約制はなく、来院順に診察していました。
数年が経ち、次第に患者さんが多くなり、待ち時間が長くなったことで、予約制を導入した経緯があります。
なので、30年前に逆戻りなんです。

でも、今回の予約制撤廃は、コロナ対応から生まれたことです。
なので、恨むならコロナを恨んでほしい(笑)。
感冒症状などがあるお子さんは、入室前にコロナ迅速検査(抗原定性)を受けていただく必要があります。
そこに患者数の増加があり、診察前の時間がさらにかかる状態になっています。

「受付、トリアージ、検査」をスムーズに行うためには、予約を取って来院されている患者さんと、それ以外の患者さんを区別することが十分にできなくなっています。
流れを1本にせざるをえなくなったというのが、現在の状況です。

昨日の様子を見ていると、おおむね順調な流れだったようです。
問題があるようなら修正をしながら、しばらくはこの「直接来院」で受診案内させていただこうと考えています。
ご協力をどうぞよろしくお願いします。

なお、予防接種や乳幼児健診、また病児保育はこれまで通り予約制です。


駐車場内に受付係を配置しています

医院と病児保育室の受付は外でおこなっています
入室前に、先にトリアージ。
そして必要に応じてコロナ抗原検査を実施します。

来院された方に、受付係がはっきり分かりやすくなるように、こんなベストを用意しました。
駐車場内にいますので、受付を済ませていない方は、どうぞお声かけください。

色々と工夫して、当院が持てるパワーを最大限に発揮しようと考えています。
また来院者の方に無用な混乱が起きないためにも、どうぞご協力ください。
よろしくお願いします。


外来は混乱気味

新型コロナ第7波の拡大に伴い、当院の外来診療もその影響を受けています。コロナ陽性者が増えていることもそうですが、通常の感冒などの患者さんにも抗原検査を徹底して行う必要があるからです。

特に昨日は大変でした。連休明けで、ある程度覚悟していましたが、その想定以上だったというのが正直なところです。

小児科医2人で朝からフルに診療を開始しましたが、昼になっても終わる目処が立たず。病児保育室に預かっている子どもたちの診察も遅れ気味になっていたため、急遽もう一人の小児科医も加わり、ようやく1時前に午前の診療が終了。その後1時半から子どもたちの予防接種、2時半から大人のコロナワクチン接種、3時からはまた午後の診療。

診察に入ってくる前のコロナ検査も混雑しました。トリアージ係の職員、検査係の看護師が駐車場の中を走り回っていました。

患者さんにとっても、大変な状況だったと思います。夏かぜなどが流行っているけれど、感冒症状があれば先にコロナの検査。その結果が陰性だと分かってからの診察になるので、どうしても待ち時間が長くなります。

実際にクレームも頂戴しました。予約時間になってもすぐに診察できないことについて不満があるという内容です。確かにそうですね。通常の診療では、予約時間からあまりお待たせせずに診察ができるように取り計らっているのですが、今はその対応ができなくなりました。

解決策として、混雑しやすい休日の前後日には予約制を休止し、来院順に診療することにいたしました。診察を希望される方は直接医院にお越しください。これはコロナ流行に伴う混雑がなくなるかで続けることになると思います。

また駐車場の問題も指摘されました。駐車スペースが足りず、周囲の道路上に停車されたり、巡回しながら空くのを待っていたりされている車もありました。予約して来たのに駐車できないこともあったようで、その苦情もいただきました。

この点もできる範囲で改善しようと思います。新しい駐車場を作ることはできませんが、今ある駐車場をより効率的に使えるように工夫します。具体的には、医院や職員の車をよりコンパクトに駐車し、それによって空いたスペースを患者さんに使っていただこうと思います。

昨日は連休明けという「悪条件」が加わって、いろいろな問題が出ていたようです。しかし偶然ということではないでしょう。同様の「悪条件」が今後も現れる可能性は十分にあると認識しています。

今のコロナ患者数が、さらに増加することは間違いありません。当院は積極的にコロナ検査を行なっていますが、そのために普段は受診されていない方も多く来院されています。中には大人の方もおられて、小児科医院としては戸惑ってもいるのですが。

そろそろ夏休みの季節。医療機関も休診にするところが増えて来そうです(当院も8月13日(土)は休診です)。そうすると、その影響が診療中の医院にくることもあります。

これから、文字通り暑い夏を過ごすことになります。何としてでも、この地域の子どもたちを守りたい。小児医療を維持したい。そんな気持ちで取り組んでいます。

皆さんも大変な状況にあることとは思いますが、どうぞご理解いただきたいと存じます。よろしくお願いします。


4回目接種

本日、コロナワクチンの4回目接種を受けることができました。すぐに効果が出るわけではありませんが、気持ちは楽になりました。

4回目接種の対象者は60歳以上と、基礎疾患を持つ18歳〜59歳の成人。私は前者の対象になり、接種に至りました。

ワクチン接種をめぐっては、チグハグな扱いが目立っていました。1回目接種の対象者では「高齢者」は65歳以上。それが今回は60歳以上になっていることに、明確な説明はありません。

3回目接種の際は、2回目からの間隔を当初は8か月以上としていたのが、途中から5か月以上に変更。8か月が必要という根拠も不明でしたが、接種が遅れたことが第6波の流行に悪い影響を与えた可能性も指摘されています。それに、国の途中からの方針変更が地方自治体を混乱させたことも記憶に残っています。

4回目接種が始まる時、疑問に思ったのが「医療関係者、介護関係者」が対象に入っていなかったことです。流行が始まった時に、医療関係者などが感染者になれば、医療崩壊が起きることは容易に想像できます。さらに、重症化リスクのある高齢者への感染を起こしてしまうことでしょう。

今週、岸田首相は医療関係者などへの4回目接種を決めましたが、遅いですよね。もう第7波が始まり、今日は全国で過去最大の陽性者が出ています。ここに及んで医療関係者に接種を行っても、この第7波が終わったころにようやく免疫ができているくらいなのではないかな。

流行が拡大してからのワクチン接種。それは遅きに失しています。言ってみれば「泥縄」。相変わらず困ったことです。

そんなことも考えながら、ワクチン接種後の時間を過ごしています。今日は運動も飲酒も控えていますよ。

今のところ(半日が経った時点)熱や倦怠感などの目立った副反応は出ていません。漢方も使っていますが、このまま何ごともなければいいな。

連休はゆっくり休んで、来週にまた備えたいと思っています。きっとコロナ患者がさらに増えてくることでしょうから。


第7波襲来!

当地でも先週から報告数が増加。
今週はかつてないほどの急上昇です。
1月から始まった第6波流行が収まらないうちに、次の流行が始まりました。

オミクロン株による流行の中で、さらにまた新たな変異株への置き換わりが急激に進んでいるのでしょう。
第6波の再燃としてもいいのですが、このままではこれまで以上の発生数になりそうな勢い。
新たな第7波が始まったとする方が、警戒感を高めるためにはいいのかもしれません。

新たなBA.5は、南アフリカで流行した時には、若い人たちが中心に罹患し、症状は軽く、高齢者の死亡も少ないと言われていました。
しかし、ヨーロッパのある国では、高齢者の死亡数がずいぶんと増えたとか。
何が違うのか?
それは、南アフリカには高齢者がとても少ないという国の形が違うのです。

日本では高齢者数は多いわけですから、やはり一定の高齢者の罹患と重症化はありうると考えてしかるべきかと。
さらに、若い方のワクチン接種は進んでおらず、流行の規模はおそらく大きくなるんでしょう。
行動制限は求めないと国も言っているので、流行が収まる要素はありません。
結果として、やはり高齢者の罹患が相当起きるのでは。
その先に、ワクチンの4回目接種が進んでいれば、重症化はある程度阻止してくれるのではないかという期待はあります。
でも、高齢者の発症が多くなれば、重症化もやはり増えてくることでしょう。

さてさて、心配な状況はしばらく続くことでしょう。
頑張らねば。

(写真は「上越妙高タウン情報」のウエブ記事より)


私流トライアスロン

⭐︎私流トライアスロン

(1)診療
(2)薪割り
(3)ランニング

午前中は通常の診療・・今日もコロナ陽性者が複数出ています。
もはや第7波の勢いはこれまで以上のスピードで拡散していくことでしょう。
午後は子どもたちのコロナワクチン接種。

診療が終わってから薪割りを1時間。
夏場に汗をかくことが、冬場の電力不足を乗り越えることにつながるでしょう!

そして日本海に向かってランニング。
夏祭りの神輿が、3年ぶりに出るようです。
子どもたちが太鼓や笛の練習をしていましたよ。
そんな音を耳にするのは久しぶりです。

今日も一日頑張りました!
さて、今日もビールが美味しいぞ(笑)


検査数130件

全国的にコロナ患者が急増中。第6波のぶり返しか、あるいは第7波の始まりかもしれないという言い方も見聞きしています。

これまでの傾向からは、当地では首都圏などでの流行が数週間から1か月ほど遅れてやってきています。現在、東京都での発生は前の週の2倍超が続いています。今後さらに規模が拡大することでしょう。

当地でも少しずつ増加傾向と感じています。行政の発表する数字がそれを示していますが、私の「肌感覚」もそれをしっかりと示唆しています。

今日の当院での検査数は130件。うち陽性者5名。さらにみなし陽性を加えて保健所に9名を届け出しました。

この数はどれをとっても当院で最大です。第6波になってからは子どもたちが感染を受けることが多く、いわば小児科が主戦場。それが今年1月から始まり、半年が過ぎたところで、勢いが弱まることなく、逆に強まっています。

臨床医としての「勘」は、一人一人の患者さんの診察の際にも発揮されることがあります。どこかピンとくることが、稀かもしれませんが実際にあります。それが診断の役に立つことも。そして、日々の診察室の状況が、この地域の流行状況を知ることにもつながります。

それが判断を間違えることに繋がることもあるかもしれないので、過信は禁物。でも、今回のコロナ患者数や検査数の増加は、やはり新しい流行の大きな波の到来なのでしょう。それも、かつてないほどの大きさの。

以上、めちゃくちゃ忙しかった外来を終えた、小児科臨床医の独り言でした。


国民の権利

⭐︎投票

国民の基本的権利である「参政権」を行使してきました。
行動基準は単純です。
今の政治に賛成であり、社会がこのままでいいと考えれば与党に1票。
今の政治に反対であり、社会を変える必要があると考えれば野党に1票。

いずれにせよ「全権委任」ではないので、それで終わりではありません。
国政への関心をいつも持ち続け、監視していく必要があると思っています。


今朝の公園

⭐︎今朝の高田公園

お城の周りは紫陽花がきれいに咲いています。
梅雨はもう明けたけれど、まだこれからもっと咲きそうです。

お堀には蓮の花が一面に咲いています。
まるでお花畑のよう。

でもちょっと違和感。
7月半ばというのに、もうこんなに咲いていいのかな?

初夏と盛夏の光景がミックスしている高田公園。
早朝のお散歩は気持ち良いですね。


看護学生実習

このところ3週間にわたり、看護大学生の実習を行っていました。4名が1グループになり、3日間の実習。それを3グループなので、総勢で12名になります。

コロナ禍で病院実習ができづらいこともあり、当院で支障のない限り受け入れているので、とても喜んでもらえているようです。

実際に当院での実習は希望者が多く、選抜があるとも聞きました。希望を出す時の「上手な希望理由の書き方」が先輩から後輩に伝えられているとか、いないとか(ウワサです)。

今回は例年より多くの学生さんをお預かりしました。今は、外来はコロナ対応で慌ただしく、病児保育室も利用者が多く繁忙状態。十分な実習にならなかったとしたら、申し訳なかったです。

それでも当院の実習の特徴があります。それは、子どもたちと長い時間、じっくり対応することです。簡単に言えば「子どもと仲良くなること」は小児医療や小児看護の基本ですよね。

当院では看護師らとともに保育士(病児保育専門士)が実習を担当しています。その時間は看護師以上です。

保育士は私たち医療者以上に、子どもの相手をするプロ。なので、病児保育室での実習がとても役に立つことができると思います。

それも単なる保育実習ではなく、病児の看護も同時に学ぶことができるという「美味しいメニュー」を用意できているのではないかと思います。

実習に来られた看護学生さんは4年生。最終学年です。これから卒業試験、そして看護師の国家試験に向けて忙しい日々が続きます。

今回の実習を通して、きっと多くのものを獲得してくれたことと思います。立派な看護師に育ってくれることを願っています。

ともあれ、大変な実習だったと思います。ご苦労様でした。


通信障害の被害は医院にも

KDDI(au)による通信障害は大きなトラブルになりました。土曜未明から始まり、やっと昨日でほぼ解消。丸々3日以上は通信ができない状態になりました。

この通信障害は、当院の業務にも支障を来しました。医院の電話は主に固定電話ですし、携帯も他社のものを使っているので、直接の被害ではありません。

でも、患者さんの中にauを使っておられる方が少なからずおられ、その方々との通話がうまくできない状態になりました。

医院ではドライブスルーを使って会計とお薬渡しをしています。診察が終わったあとは一旦クルマに戻ってもらい、こちらの用意ができたら電話で連絡をするというシステムです。

2日の外来診療では、auの通信障害のことがよく分からず、電話の通じない患者さんが多数出現。そのたびに職員が駐車場を駆け回るという事態になりました。

昨日は、親御さんの携帯電話のキャリアの種類を聞き出し、auの方はそのまま待合室に留まっていただく対応をしました。

当院の感染症対応にも、一定の負荷がかかったという話です。これって、補償対象になるのかな??

コロナ陽性者が出ましたが、親御さんは残念ながらau。院内でも直接職員が対応しましたが、保健所に連絡を入れた際はauであることを伝えました。幸いこの家庭は固定電話があったので、自宅に戻られる時間を見計らって連絡を入れてもらうようにお願いしました。

保健所職員の方に聞いてみましたが、やはり週末は陽性者などへの連絡に困ったと話をされていました。今は患者数が少ない時期で良かったです。これが今年大流行している時であれば、それでなくても業務が輻輳して連絡を取りづらいのに、通信障害の被害は甚大になったことでしょう。

当院でもう一つ影響があったようです。予約を取るシステムも通信を使っていますが、auの方がスムーズに予約を取れなかった可能性があります。実際に受診者に占める予約者割合が通常よりずいぶん少ないと感じました。直接来院すれば受診ができるわけですが、でもこれも困ったことです。

ニュースによれば、今回の通信障害のために急患の人が救急要請ができなかったり、医療機関から患者さんに連絡が取れなかったり、さらには緊急手術ができなかったり(外科医を呼び出せなかった)、いろんな事象がおきていたようです。重要な社会インフラを担っているという責務が果たせない状況は由々しき問題です。

今日はこの状況は落ち着いたようですが、今後いつどんな形でまた通信障害が起きるかもしれません。私たち自身も、いざという時のことを考えて準備をしておく必要があるようです。


熱中症注意

今日も暑いですね。
熱中症に十分気をつけてお過ごしください。

公園のお堀では既にハスが花を咲かせ始めています。
暑さが大好きなハス。
今年はきっと大喜びしていることでしょう。

朝、自宅の庭や畑の水やりをしただけで、汗びっしょり。
その後に朝食。
今日は休日なので、ちょっと昼寝をしました。
平日は午前中に少し眠けが出てきます。
早起きが苦手ですが、もう良い歳なんだから、朝型生活に切り替えなくちゃ。


通信最新号

HP内に「こども通信」最新号をアップしました。どうぞご覧ください。

今月は主に「免疫負債」と「熱中症」について書いています。いずれも今、とても大切なテーマです。旬の話題。新鮮なうちに、ネタをさばいてみました。

この通信は開業以来、毎月欠かさず発行しています。1990年開業ですので、もう32年になります。長くなったものです。

毎月、何を書こうかなとテーマを選ぶのが大変。月末近くなってくると、テーマになりそうなものがないか、思い巡らします。

新聞やテレビのニュースを見ながら考えることもあります。外来の途中でも、子どもたちの様子を見ながら、テーマのことを考えていることもあります。

時々は走りながら考えていることも。きつく走っている時は無理ですが、私は元々ゆっくりしか走れません。有酸素運動をしていると、頭にも酸素が多く行くのでしょうか。いいひらめきがあることも。

そんな時は忘れてしまわないか心配になり、急いで帰ってきて、メモに残したりします。

テーマが決まると、次はそれを膨らませる作業。ネットで検索したり、本を開いて知識の確認をしたりして、あらすじを決めていきます。

最後はそれを文章にしていきます。原稿を作ることはしません。パソコンに向かって、文章を書き込んでいきます。

規定の行数まで書ければ、それで終了。最後の行まで、ピッタリと書き込むことができるとスッキリ! 

マンネリ化しているのではないという謗りも甘受しますが、でも「継続は力なり」。続けることにも意義があると信じています。

これからも欠号を出すことなく、発行し続けたいと思っています。引き続きよろしくお願いします。

とりあえず、7月号をお読みいただければ幸いです。