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院長ブログ

看護学生実習

このところ3週間にわたり、看護大学生の実習を行っていました。4名が1グループになり、3日間の実習。それを3グループなので、総勢で12名になります。

コロナ禍で病院実習ができづらいこともあり、当院で支障のない限り受け入れているので、とても喜んでもらえているようです。

実際に当院での実習は希望者が多く、選抜があるとも聞きました。希望を出す時の「上手な希望理由の書き方」が先輩から後輩に伝えられているとか、いないとか(ウワサです)。

今回は例年より多くの学生さんをお預かりしました。今は、外来はコロナ対応で慌ただしく、病児保育室も利用者が多く繁忙状態。十分な実習にならなかったとしたら、申し訳なかったです。

それでも当院の実習の特徴があります。それは、子どもたちと長い時間、じっくり対応することです。簡単に言えば「子どもと仲良くなること」は小児医療や小児看護の基本ですよね。

当院では看護師らとともに保育士(病児保育専門士)が実習を担当しています。その時間は看護師以上です。

保育士は私たち医療者以上に、子どもの相手をするプロ。なので、病児保育室での実習がとても役に立つことができると思います。

それも単なる保育実習ではなく、病児の看護も同時に学ぶことができるという「美味しいメニュー」を用意できているのではないかと思います。

実習に来られた看護学生さんは4年生。最終学年です。これから卒業試験、そして看護師の国家試験に向けて忙しい日々が続きます。

今回の実習を通して、きっと多くのものを獲得してくれたことと思います。立派な看護師に育ってくれることを願っています。

ともあれ、大変な実習だったと思います。ご苦労様でした。