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院長ブログ

ヘルパンギーナ流行(1)

 

 
当地(新潟県上越地方)では、6月から7月にかけてRSウイルスが大流行。
ようやく下火になってきましたが・・
代わって、ヘルパンギーナという夏かぜの流行が始まってきました。
 
ヘルパンギーナは、熱とともに喉に水疱ができ、そのために咽頭痛が強く、飲食が摂りづらくなります。
小さなお子さんでは、水分も飲まなくなり、脱水状態になることも。
解熱鎮痛剤を使用しながら、経過をみていきます。
通常は数日で解熱し、症状は治っていきます。
 
一旦登園停止になる感染症ですが、解熱後1日以上経ち、さらに飲食が普通に摂れるようになっていれば登園許可がでます。
まれに髄膜炎、脳炎、心筋炎を起こすことがあります。
 
毎週の患者数の推移からは、まだしばらく増加しそうです。
保育園での流行がほとんどです。
感染症流行の情報に注意していてください。