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院長ブログ

サテライト(2)

【こども通信7月号より】

 分院を開設する日まで2か月を切りました。ここで、なぜこの場所になったかを見ておきたいと思います。

 上越市内には主に小児科を標榜している診療所は4つあります(他に入院できる病院は2つありますが、ここでは省いてあります)。その内で直江津にあるのは当院です。

 残りの3つは高田地区ですが、いずれも直江津よりです。いわゆる新興住宅地にあります。

 ここで最近閉院した診療所を地図に落とし込んでみます。3箇所とも、高田の中心部か妙高市よりのところです。これがそっくり無くなってしまいました。

 事情はそれぞれ違いますが、急な閉院で困惑された方も多かったことでしょう。

 私的なことで恐縮ですが、私の実家は仲町6丁目です。高田幼稚園に行き(当時は大手町小学校の隣に園舎がありました)、小学校は大町小学校、中学は城北中学でした。高田高校を卒業するまでの18年間を、高田の中心部で過ごしました。

 その郷里に、小児科医院が無くなった! 大きな出来事でした。

 直江津に開業したのはさほど理由があった訳ではありません。何となく・・。当時、高田に小児科医院もあり、いずれ高田に新しい医院もできるはずと思い、それを避ける形で直江津に決めました。冬に降る雪も、高田は交通障害になるくらいだということもありました。

 開業して36年が経ちますが、どうも見通しが違ったようです。

 3軒の小児科医院が次々に廃業することは、予想していませんでした。予定外の出来事です。

 著しい少子化の影響があり、小児科を開業する人が少なかったということもあります。

 私の最後の10年余、生まれ育ったところに恩返しをしたいと思いました。現在複数医師の体制ができていますので、それも幸いしました。分院を作れる可能性がありました。

 昨年から土地を探し、高田地区の中心部(附属小学校の正門前)に300坪の土地を借りることができました(地図中の赤い丸印)。これも幸いでした。

 本院の出先という意味で、サテライト・クリニックと名付けました。

 現在、建物が建ちつつあります。あと2か月で完成です。

 ワクワクするような事業をしていきたいと思っています。どうぞご期待ください。