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院長ブログ

当院的SDGs

今日は大量の(本当の大量の)丸太をいただきました!!
薪にすると、一冬は十分にもつくらいかも。

先週ある方から電話があり、トラック4台分の丸太があるけどどうか、と。
二つ返事で、喜んで頂きますと返事。
そして今日の搬入になりました。

見ると材質は杉。
常緑針葉樹です。
戦後日本の植樹政策で、日本中に植林されたけれど、今は放置されることの多い樹木です。
花粉症の原因としては最も多いことからも、嫌われものになっていますね。

林業の方々にとっては、伐採して売ろうとしても、外材に比べて高くなり、売れないのだそうです。
間伐などの手間をかけないといけないけれど、関わる人も少なく、放置されていることが多いようです。

今日持ち込まれた丸太の「出自」は良く分かりませんが、太さからも、売り物になるのではなかったようです。
山林の開発などに伴って不要になった木たちなのかもしれません。
いずれにせよ、おそらくは「産業廃棄物」となる運命だったようです。

私は薪ストーブ愛好家の一人です。
自宅に薪ストーブを備えつけてから、もう30年近くの歴史があります。
当初は自宅を作るときに残った建築用廃材を燃やすことから始めました。
周囲の方々にお願いして、いろんなところから不要になった丸太をもらってきて、それを薪にして使っていました。

家庭用としてはそれほど多くの使用量ではなかったのですが、2011年から変わりました。
この年の3月11日は東日本大震災がありました。
多くのことを経験しましたが、私は薪を使って医院の暖房ができるシステムを導入しました。
薪ボイラーによる暖房は強力で、雪国の冬を快く過ごすことが出来ました。

でも・・大量の薪が必要になりました。
これほどたくさん使うのか、と想定外のことに驚きました。
それから私の「丸太探し」が始まりました。

木の種類は問いません。
杉や松といった針葉樹は、「薪愛好家」にはあまり好まれてはいないようです。
脂分が多いために燃焼温度が高くなりすぎたり、燃焼時間が短くなる(早く燃え尽きる)ので、薪としては不適格だと。
いやいや、そんなことはないですよ。
ストーブも小まめに薪を補充し、空気の流入を絞れば、いい状態で燃焼させられます。
ボイラーは、高温でも全く問題ありません。

杉や松がどうしても商品価値が低く、伐採された後は「産業廃棄物」になる運命のようです。
でも、私にとっては薪の材料として申し分ないです。
これを捨てるなんて、もったいない。

持続可能な社会を目指すSDGsの精神に合致していますよね。
捨てればゴミ、使えば貴重な燃料資源なんです。

薪割りしやすいように適当な長さ(40〜50センチほど)に切ってくれているのも嬉しいです。
薪割りは私の仕事なのですが、材質が軟らかくて、作業しやすく、効率が良いんです。

何よりも、タダでこれだけの丸太をもらえるって、すごいこと!
それも、医院まで運んでくれるなんて、最高です!!

さて、次は薪割りです。
この次のシーズンの薪はすでに準備してあります。
この丸太たちは、その次、つまり2024年冬に使われる薪になることでしょう。
薪割り、頑張ります!!