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院長ブログ

真夏の戦い

⭐︎今の季節は?

庭のさるすべり(百日紅)が花を咲かせています。
てっきり夏の終わりから秋に咲く花だと思っていたのですが。

真夏が過ぎ、もう一度梅雨に入り、それが明けてもう一度夏に?
季節が行ったり来たりしています。

子どもたちは夏休みに入りました。
コロナ禍での3回目の夏休み。
今年は政府が行動制限を課していませんが、コロナ患者発生は過去最高に。
それも子どもたちが中心です。
色々と心配になります。

小児科外来はもともと「発熱外来」。
当然コロナに対応しています。
当院もこれまで準備してきたことをさらに進化させ、やるべきことをしっかりやっていこうと思っています。

昨日の診療は、予約受付を取りやめ、受診希望の方は直接来院していただくことにしました。
これだけを見ると世の中の流れに逆行しているようにも思えます。
実際、当院は開業当初は予約制はなく、来院順に診察していました。
数年が経ち、次第に患者さんが多くなり、待ち時間が長くなったことで、予約制を導入した経緯があります。
なので、30年前に逆戻りなんです。

でも、今回の予約制撤廃は、コロナ対応から生まれたことです。
なので、恨むならコロナを恨んでほしい(笑)。
感冒症状などがあるお子さんは、入室前にコロナ迅速検査(抗原定性)を受けていただく必要があります。
そこに患者数の増加があり、診察前の時間がさらにかかる状態になっています。

「受付、トリアージ、検査」をスムーズに行うためには、予約を取って来院されている患者さんと、それ以外の患者さんを区別することが十分にできなくなっています。
流れを1本にせざるをえなくなったというのが、現在の状況です。

昨日の様子を見ていると、おおむね順調な流れだったようです。
問題があるようなら修正をしながら、しばらくはこの「直接来院」で受診案内させていただこうと考えています。
ご協力をどうぞよろしくお願いします。

なお、予防接種や乳幼児健診、また病児保育はこれまで通り予約制です。