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院長ブログ

第7波襲来!

当地でも先週から報告数が増加。
今週はかつてないほどの急上昇です。
1月から始まった第6波流行が収まらないうちに、次の流行が始まりました。

オミクロン株による流行の中で、さらにまた新たな変異株への置き換わりが急激に進んでいるのでしょう。
第6波の再燃としてもいいのですが、このままではこれまで以上の発生数になりそうな勢い。
新たな第7波が始まったとする方が、警戒感を高めるためにはいいのかもしれません。

新たなBA.5は、南アフリカで流行した時には、若い人たちが中心に罹患し、症状は軽く、高齢者の死亡も少ないと言われていました。
しかし、ヨーロッパのある国では、高齢者の死亡数がずいぶんと増えたとか。
何が違うのか?
それは、南アフリカには高齢者がとても少ないという国の形が違うのです。

日本では高齢者数は多いわけですから、やはり一定の高齢者の罹患と重症化はありうると考えてしかるべきかと。
さらに、若い方のワクチン接種は進んでおらず、流行の規模はおそらく大きくなるんでしょう。
行動制限は求めないと国も言っているので、流行が収まる要素はありません。
結果として、やはり高齢者の罹患が相当起きるのでは。
その先に、ワクチンの4回目接種が進んでいれば、重症化はある程度阻止してくれるのではないかという期待はあります。
でも、高齢者の発症が多くなれば、重症化もやはり増えてくることでしょう。

さてさて、心配な状況はしばらく続くことでしょう。
頑張らねば。

(写真は「上越妙高タウン情報」のウエブ記事より)