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院長ブログ

エープリルフール?(1)

国内のあるワクチン製薬会社(けっこう大手)が、新型コロナワクチンの開発に成功しているようで、今日の入社式で社長が披露したそうです。

それも生後6か月からの乳幼児用ワクチン。そして、それもここ1年以内に供給。

ニュースを見て、唸ってしまいました。まだ成人用のワクチンも市販していないのに(開発はしているのかもしれないけれど)。どう考えても、子ども用のワクチンは臨床試験が難しく、そう簡単にはできないでしょう。

ファイザー社も成人(高齢者など)から始まり、次第に青年期にも使えるように年齢を下げ、さらに子ども用ワクチンは別の製剤を作り(主要成分は同じですが)、今は5歳から11歳で使い始められるに至りました(日本でも)。4歳以下については、今はアメリカで治験中と聞いていますが、実際に使えるようになるのはまだ先のこと。

新型コロナは、子どもが罹っても軽く済むようですし、後遺症を起こすこともないようです。つまり、子どもにとっては普通の風邪。それに対するワクチンによる予防って、実際にどれくらいの必要性があるのか、まだよく分かりません。

治療や予防方法の選択肢が増えることは良いこと。でも本当にできるの?? 本当に必要なの??

ということで、これは実名を使ったエープリルフールのネタなのではないか、というのが私の推理ですが、いかがでしょう。

それとも、私のこの一文がエープリルフールのネタとして認定されたりして(笑)