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院長ブログ

子ども用ワクチン搬入

5〜11歳用のコロナワクチン(ファイザー社製)が、当院に納品されました。
大きな梱包です(1メートル四方くらい)。
ここにたった1箱!

1箱に10本が入っています。
1本で10回分。
今日は10箱が届いたので、しめて1000回分のワクチンになります!

超冷凍のまま届き、すぐにディープフリーザーへ。
一昨日から電源を入れ、冷え冷えにして待っていました。
ようやく主役が顔を見せたというところでしょうか。

大きなフリーザーの中に、ちょこんと鎮座しているのが子ども用のワクチン。
この絵では、あまり存在感を感じられませんね。
昨年春はここに大人用のワクチンが入っていました。
大人用は1箱に195本入り。
1本で6回分なので、1箱で1170回分。
それが数箱入っていると、存在感があり、見応えがありました。

これからしばらくの間は温度管理にも気を使います。
規定以上の温度になり、それに気づかずにいるとワクチンをダメにしてしまいます。
貴重なワクチン。
フリーザーの電源喪失や規定温度逸脱といったトラブルがあれば直ちに対応するような体制を作ってあります。

さらに、成人用(12歳以上)で使うワクチンとは別のもの。
溶解する量も違うし、接種量も異なります。
混乱を避けるために同一日に異なるワクチン接種をすることは避けることにしました。
それでも間違いが起きないよう、十分注意して対応しなくてはいけないと思っています。

当院では子どものコロナワクチンは来週から行います(16日が初日)。
水曜午後を専用の外来にしています。
しかし、市内の接種枠が少ないとのことで、市の担当課から4月以降の枠を増やしてほしいという依頼がありました。
接種券を一部の年齢層から順に配布しているけれど、予約が取れないという苦情(?)が来ているのかもしれません。

当院としてもできる限り協力しようということで、4月からの接種枠を拡大することにしました。
午後1時半から4時半を専用外来にしていましたが、さらに夕方6時まで行います。
4時半から6時の一般外来は当面休診になりますので、ご了承ください。

着々と準備は進んでいます。
早く、多くの子どもたちにコロナワクチンの接種を行いたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。