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院長ブログ

挨拶

中川市長さんをお招きして開催したお披露目の会では、私から次のようなご挨拶をさせていただきました。

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わたぼうし病児保育室は今年20周年を迎えましたが、その節目の年に増築工事を行い、さらに大きな施設に発展しました。

当施設は「断らない」という方針のもとに運営し、実際に過去20年間でお預かりできなかったお子さんは一人もいませんでした。しかし、今年6月から7月にかけて、ちょうどRSウイルス感染症が大流行した時期ですが、定員を遥かに超える希望があり、預かりを調整しなくてはいけない事態になりました。

何とかしなければいけないと思い、急きょ、施設の拡張を決断しました。そこからわずか数か月でこの別棟が完成したことは、業者の皆さんのご努力があったものと思います。厚く感謝申し上げます。

施設はメインが10畳の保育室ですが、そこに洗面所とトイレが付属し、ほぼ独立して使用できるようになっています。倉庫がありますが、夏場は保冷庫としてお弁当の保管もできるようにしました。

完成してこの別棟は、とても明るく、おしゃれな感じもあります。また冷暖房は完備され、換気システムも感染症対策として大型なものを備えています。直ちに病児保育室の一部として、大活躍することでしょう。

今回の増築により、当施設の定員をこれまでの25名から35名に増員いたしました。子育て支援の拠点として、さらに大きな役割を果たせるものと思います。

市長さんは選挙の公約で「少子化対策」や「子育て支援」を強力に推し進めるとお話しされていました。当施設も、病児保育を通して、そのお役に立てるものと考えています。

当地域の子育てがさらに充実するように、これからも頑張っていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。