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院長ブログ

災害時の小児医療

 

☆災害時の小児医療

雪に埋もれた医院。
今朝の最初の仕事は雪の始末でした。

駐車場の全体は業者さんが除雪。
(医院所有の除雪機ですが、オペレーションはプロに任せています)

そこに、朝早く出勤してくれた職員が通路のかくほなど。
(6時前に自宅を出た職員もいると聞き、涙が出そうでした)

玄関前のポーチは、降り積もった雪がリーゼントのように(^-^;
この雪庇が落ちてくると事故になる可能性があり、処理してくれました。

医院所有の車が2台、雪の中に埋没。
それを丁寧に掘り出してくれました。

以上、私からの直接の指示があったわけではないのですが、完璧にやってくれました。
でき上がった仕事ぶりも嬉しいですが、自分たちで自主的にやり遂げてくれたことが、なによりも嬉しいことです。
それぞれの家庭の状況も大変だという中で、本当にありがとうございました。

患者さんも、少ないとはいえ、受診されました。
けっこう遠くからいらっしゃった方もおられます。
中には、もう何日も熱が続き、心配な子も。
できる医療のレベルは低いですが、何かあれば頼りにできると思ってもらえたのでは。
地域における小児医療の灯火を絶やすことなくつなぐことができたようにも思っています。

今、大雪はいったん止んでいますが、すでに降り積もった雪はどうしましょう。
道路除雪も十分には進んでいません。
今週いっぱいで見通しがつくのか、疑問に思うくらいです。
まだしばらくは大変な状況が続きますが、何とか持ち堪えましょう。

雪は必ず止みます(いつまで続くのかは問題ですが)。
積もった雪は必ず溶けます(いつになるのか分かりませんが)。
そして、春は必ず訪れます!(でも、それまでまてるかな??)

影の声もご披露してしまいましたが、ここは力を抜いて、やり過ごしましょう。
また明日頑張りましょうね!