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院長ブログ

全ての女性に子宮頸がん予防接種を!

☆一歩前進

地元の上越市が、子宮頚がん予防ワクチン(ヒトパピローマワクチン)の対象者にお知らせを配るだそうです。

法的には定期接種なのに、国は「積極的な勧奨は行わない」というヘンテコな扱い。
でも、このままでは子宮頚がんになってしまう女性は増える一方。
困ったことになっています。

このところ、時々接種のために来院される方も。
でもまだまだ少数。
もっと多くの女性に、できれば全ての女性にワクチン接種を!
そう願っています。

気になる一文が。
「今回の情報提供は、接種することについての勧奨ではない・・」
国に気を遣ってるんですね。
でも、市が情報提供をすることになったのは、大きな前進です!

ちなみに今日本で使っているワクチンより多価のワクチンを諸外国ではすでに使用しています。
さらに、陰茎がんの予防や、女子への感染を防ぐために男子への接種も進んでいます。

いつの間にか、日本は周回遅れ(しかも2周!)なんです。