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院長ブログ

子どもを守るということ

先日のランニング途中での出来事です。近くの一級河川の堤防の内側に、子ども用の三輪車が放置されているのを発見!

きっと忘れて行ったんだろうな、と思いましたが・・もしかして、乗ってきた小さな子どもが川に落っこちたりはしていないか、心配になりました。

もしそうだったら、すでに大騒ぎになっているはず。きっと大丈夫・・。そんな気持ちもあったのですが、でもまだ気づいていないだけかも。

万一のことがあってはいけないし、もしそうだとしたら、一刻も早く対処しなくては。あとで後悔したくないし・・。

すぐ一番近くの家から子どもの声が聞こえて来ました。まずはこの家の人に聞いてみよう。

玄関に周ると、ガラス越しに子どもたちの姿が見えました。ピンポンを押して待っていると、小学生くらいの女の子が出て来ました。

写真を見てもらうと、「〇〇ちゃんのだ」と言います。中からは何人もの子どもたちが顔を覗かせたり、現れたりして来ました。どうやら大丈夫そう。

一応、声をかけてみました。「みんな、いる?」「行方不明になっている子はいない?」「子どもたちの数はあってる?」

大丈夫そうなので、冗談のような言い方になっていましたが、子どもたちは「大丈夫だよ」と応えてくれました。

私は役割が終わったので、「川が近いから、気をつけてね!」と言って退散。またランニングを続けました。

ちょっと大袈裟にしてしまったかな? あの後、お母さんから叱られていないかな?

そんな気持ちもありましたが、でも子どもたちを守るのは大人の役割。声かけすることで、それができるのなら、いいことですよね。

見て見ぬ振りをする・・今、少年への性加害をめぐって、大きな問題になっています。1人の「性犯罪者」がいたけれど、周りがきちんと対処し、やめさせていれば、あれだけの大きな被害(歴史上稀にみる規模。もしかしたら史上最大かも)が起きることはなかったはず。

そんなことにも通じるのかも。大人として恥じない生き方をしていきたいものです。