院長ブログ
すでに夏日
6月に入ったばかりなのに、今日は25度ととても暑かったですね。もう夏日です。
今年は季節の進み方が速い。そして、激しい!
こんな調子だと、梅雨はどうなるんだろう。夏は大変だろうな。
オリンピックはコロナ禍での開催の是非が問われていますが、その前に、真夏の開催そのものが問題です。なんでこんな季節にやろうとしているのか、理解できません。
例年、6月の第一日曜日には、当地でハーフマラソンの大会が開かれます。「高田城ロードレース」です。
10年近く出場していますが(昨年と今年はコロナで中止)、だんだんと暑い中で走るようになったことに気づきました。
当初は清々しい中で走っていたように思います。でも、最近は汗だらだらで、暑さとの闘いが私にとっての重大な課題になってきていました。
冷たい水が欲しくて、応援に来てくれた職員に氷水を持ってきてもらったこともあります。お金を持参し、沿道の自販機で冷たいお茶を買ったこともあります(ビールがあったら買っていたかも)。
そんな涙ぐましい努力をしていても、完走できず、途中でリタイアしたこともあります(関門を制限時間内に通過できず)。暑さは運動にとって大敵なんですね。
私のような素人と違って、鍛え上げたプロのアスリートは少々のことではダウンしないでしょうが、でもパフォーマンスは下がるでしょう。
さらに、時には命にも関わることが生じかねません。
よく政治家が「安心、安全な大会」といっていますが、コロナに関係なく、真夏の大会そのものが「安心、安全」ではありえません。
みんな、目を覚まして欲しい。オリンピックは商業的な興行ですよ。コロナ禍でも開催して日本に犠牲を強いるものではありません。スポーツに適しない気象条件のもとで実施して、競技者の健康や命を犠牲にするものでもありません。
東京オリンピックは中止。今後のオリンピックも、競技者の健康状態が害されないよう、時季も根本的に変更を。それができないのなら、もう終了にしてもいいんじゃない?
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