新型コロナウイルス感染症の流行は収束に向かっています。しかし、およそ半年後にはまた流行があるでしょう。高齢者や基礎疾患のある方などは、年に１回の予防接種を受け、自身がかからないように、また周囲に広げないように配慮してください。

　マイコプラズマ感染症が小学生などで多くなり、流行しています。咳が強くなり、気管支炎を起こします。的確な抗生剤を必要とします。

　手足口病とヘルパンギーナといった夏風邪は少数ですが、続いています。

　アデノウイルス性咽頭炎の発生もまだ続いています。溶連菌感染症も同様です。いずれの強い喉の痛みが特徴です。

　感染性胃腸炎の発生が少しあります。急に吐いたり下痢をするウイルス性の感染症です。

　RSウイルス感染症が発生は少数になりました。