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2006年03月05日

雪解け

 このところお天気がジェットコースターのように変わります。2日前にはけっこう雪が降ったのに、今日はまた好天気。暖かくて気持ちの良い日曜日でした。

 家の周りの雪もずいぶんと溶けてきました。前の方(東側)はほとんど消え、土や芝生が見えてきました。ここ数か月、お日様にあたることなく、重い雪の下にいたんだと思うと、いとおしくなります。よく耐えていましたね。

 家の奥の方(西側)はまだ1メートル以上積もっています。降った雪の他に雪下ろしの雪も加わっているので、よけいボリュームがあります。日の当たり方も少ないので、なかなか溶けてきません。

 今日は庭の真ん中に溝を掘りました。歩いてわたれるようにしたのですが、こうすることで雪山の表面積が大きくなり、雪の中心部にも風が抜けていくようになるので、きっと早く溶けてくれることでしょう。桜も咲く頃までには、庭が見えるようになるかな。

 上を見上げると、屋根にはもう雪はなく、黒々としています。労力をかけて(プロに頼んだのでお金もかけて)雪を下ろしたのが、何だかもったいなかったような気にもなりました。ちょっとケチくさいかな。

 屋根を暖めているだけではもったいないので、もう一度地上の雪をあげれば、すぐに溶けるでしょうね。でも、そんなことをしている人をみたことがありません。わざわざ労力(とお金)をかけるまでもなく、時期がくれば雪は溶けてくれます。

 でも、雪が溶けずにそのまま夏までもってくれれば、また利用価値はありそうです。暑い季節のクーラーに使えるかもしれませんし、食品などの貯蔵にももってこいかも。昔はほんとうに「雪蔵(ゆきぐら)」があって、夏に利用したという話を聞いたことがあります(お金持ちの家だけでしょうが)。現在はさらに有効に利用しようと、いろんな工夫や努力をしているとか。

 豪雪地帯の新潟が、雪に負けないように、むしろ雪を活かせるようにする・・。以前は「克雪」と言っていましたが、今はさらに進んで「利雪」と言っているのだそうです。人間と自然との知恵比べなんですね。

投稿者 tsukada : 2006年03月05日 22:34

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