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2008年03月31日

プレゼント

 今日予防接種にやってきたお子さんからいただいたものです。

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 恐竜が好きなんですね。少しの時間しか話ができませんでしたが、いろんな恐竜の名前を教えてくれました。今度は少し覚えておくからね・・そんなふうに話をし、この紙をいただきました。

 注射が終わってからもらったのですが、本当は先に渡すつもりだったようです。確かに右端には「いたくしないでね」って書いてあります。注射のことを心配する気持ちが、この絵を描かせたのかもしれません。強いモノにあこがれて、自分もそこからパワーをもらおうと。

 私もこの絵と、そしてこの子そのものからパワーをもらいました。このところいろんなことがあって、気が滅入る時もありましたが、これでまた明日から元気に子どもたちを診療していけそうです。

 この子は保育園の年長さんで、麻疹・風疹混合予防接種2期を受けに来ました。ということは、明日からは小学生。もう一週間もすると入学式、そして“ピカピカの一年生”です。

 先生も応援しているからね! 頑張って、小学校に通うんだよ!!

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月30日

日曜というのに・・

 東京では桜が満開だそうですね。でもあいにくのお天気・・2月中旬くらいの寒さの中、それでもお花見を楽しんでおられる方々の様子がニュースに写っていました。

 新潟は日中は回復したものの、夕方からはまた冷たい雨。明日の天気予報では時間によっては雪になるのだそうです。積もることはないと思いますが、タイヤ交換をしたあとだけにちょっと不安です。

 そんな3月最後の日曜ですが、私たちはゆっくりと休むことはできませんでした。4月には診療報酬が改定されます。医療保険のルールが新しいものに変わるのです。

 2年に一度改定されるのが恒例になっています。診察料や指導料などの大きな項目がそっくり変わることもあります(先日お話しした「5分ルール」もその一つ)。それぞれの項目や検査・薬などの点数もほとんどのものが変わります。

 3月に入ってから改定について公表されますが、その内容は膨大です。医師会から文書が届いていますが、300ページはあろうかというもの。それも通知の内容をそのまま書いただけのもので、分かりづらさは半端ではありません。

 私が読んでも何を書いているのか分からないことがよくあります。まして医療事務員が読んできちんと理解できることは、まずないでしょう。

 お役所言葉で書かれているということもあります。そしてその内容が複雑すぎます。何よりも改定の内容をきちんと分かりやすく伝えようとしているとは、とても見えません。わざと難解に書いているようにも見えます。

 霞が関にいる役人が書いた作文です。簡単には“一般の人たち”に分からないように書くのが、自分たちの「高級官僚」としてのステータスだとでも勘違いしているのでは。そんなうがった見方もしてしまうほどです。

 難しい内容を平易にし、分かりやすく伝えることこそ、能力ある者の才能だと思います。そんな意味では、今回の資料も“落第”でしょう。

 そうは言っても明後日からは新ルールで保険診療をしなくてはいけません。医療事務も内容の一新にともない、混乱することなくチェンジできるように準備が必要です。

 そのための勉強会(新潟県保険医会主催の「新点数検討会」)に、私と医療事務員5人が参加してきました。日曜の半日を使ってまで、ご苦労さまでした。これで何とか改定の準備は間に合いそうです。

 それにしても2年周期の改定は、本当に必要なのでしょうか。改定のたびにそうとう多くの人件費や経費を使います。医事コンピューターのプログラム変更にもずいぶんと費用がかかります(1回に数十万円・・しかも全額が医療機関の負担)。

 もっとしっかりとしたルールを作って、長いスパンで診療に取り組むことができれば、医療費の軽減になります。医療機関や私たち医療スタッフの労力も軽くなり、本来の診療業務に集中することもできるでしょう。

 特異な役所ルールに付き合わされるのは、もうゴメンだといいたいところです。

投稿者 tsukada : 23:14

2008年03月29日

寒さも歓迎

 ここ数日はお天気が悪く、気温も下がっています。真冬まではいきませんが、春が遠のいた感があります。

 今月中旬はとても温かな日が続いていたので、気候の変化に体がなかなついていきません。もう歳なのかな・・。

 でもこんなお天気を歓迎している人たちもいることでしょう。花粉症の患者さんです。春はスギ花粉が飛散するシーズン。温かな日のお昼間にはとくにその量が多くなります。今シーズンは連年の数倍も飛んでいるのだとか。

 確かに例年より患者さんが多いようにも思います。小児科ですから子どもたちの花粉症しか診ていませんが、連日、花粉症の検査をし、花粉症についてのお話を繰り返しています。

 年齢がどんどん引き下がっていることも実感。今や保育園や幼稚園に通っている幼児の花粉症も珍しいことではなくなりました。数は少ないですが、1歳台でも花粉症の子を見かけました。

 そんな「国民病」となって花粉症ですが、お天気が悪いと花粉の量が少なくなり、症状も和らぎます。雨の日は花粉が飛ばないだけではなく、道路脇などにたまって残っている花粉が流され“浄化”されていきます。まさに「恵みの雨」なのです。

 私は花粉症ではありませんが、ここ数日の悪天候を喜んでいる一人です。それは・・暖炉を使うことができるから。というより薪で“火遊び”ができるから。

 春が近づくと、暖炉に火をくべるのもあとわずか・・そう思うと、寂しい気持ちになります。でも寒い日は、暖炉の存在価値がアップするので、ハッスル! たっぷり薪をくべて燃やしています。

 冬の間ずっとお世話になった薪ストーブとのつきあいもあと半月くらい。残された時間を、せいぜい楽しみたいと思っています。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月28日

冬に逆戻り?

 東京でサクラが見事に咲いているのだとか。ここ新潟は・・今日はまた季節が逆戻りしてしまいました。開花までまだしばらくかかりそうです。

 昨日からときどき降っていた雨が夕方から時折激しくなり、雷もなっていました。西の方から迫ってくる稲光は、これから冬になるのかと勘違いさせるほど。山沿いでは明日まで10センチほどの積雪も予想されています。

 そんなお天気ではありましたが、今日は自動車のタイヤを冬用から夏用に取り替えました。走りが軽やかになったような気がします。

 自宅庭の植栽も雪囲いをはずしてもらいました。縮こまった体を思いっきり伸ばしたことでしょう。

 明日からは3月最後の週末。そして来週からはもう4月。春休みに入ってはいますが、新しい年度の準備で何かと慌ただしく過ごされていることでしょう。

 インフルエンザは順調に下火ですが、ウイルス性胃腸炎はまだ流行っていますし、溶連菌感染症や水ぼうそう(水痘)も出ています。今日はおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のお子さんも一人診察しました(市外の方で、当地ではまだ流行していませんが、これからどうなっていくか分かりません)。体調を整えて、新学年を迎えてください。

 もしまだすんでいない予防接種があれば今のうちに。麻疹・風疹混合ワクチン2期は保育園・幼稚園の年長児に行います。期限は年度内・・ほとんど時間がありませんが、もうすんでいますか?

 任意接種ですが、おたふくかぜや水ぼうそうのワクチンもぜひ受けておいて下さい。必ずお役に立ちますので。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月27日

消えた年金記録

 私のところに社会保険庁からの青い封筒が届きました。

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 私の年金記録に漏れがある可能性があるとのこと。さっそく中を開けてみてビックリ。平成4年からの記録しか記載がありません。それ以前の記録が消えているのです。

 本来であれば全部で4つの記録があるはず。勤務医をしていたころは地方公務員でしたし、開業してから数年は国民年金に入っていました。そのたびに正規の手続きをしていますし、もちろん保険料の滞納もありません。なぜこうなってしまったのか、はなはだ不可解です。

 医院の仕事をして下さっている社会保険労務士の方に相談したところ、私の年金記録はおそらく完全に復活できるでしょうとのこと。きちんと訂正してもらうよう早急にお願いするつもりです。

 それにしても、昨年から騒がれている「消えた5,000万件の年金記録」に、まさか自分のものが該当していたとは。唖然としています。

 そして、こんないい加減な仕事をしている社会保険庁にあらためて憤りを感じています。医院開業当時は職員数も少なかったため、社会保険の手続きなどの仕事を私がしていましたが、社会保険事務所の職員の方の態度には何度も腹立たしい思いをしました。

 記入の間違いや保険料の算定方法などについての間違いがあったときなど、ずいぶんと高圧的な態度でした。年に1回は直接会って書類を提出していましたが、あまり良い印象を持っていません。

 私たちには厳しい態度で臨んでいる人たちが、自分たちの仕事はずいぶんいい加減なのですね。あらためて良く分かりました。

 私の記録についていえば、変更の際の手続きを私が怠っていたわけではありません。正しい手続きをしていたにもかかわらず、それを年金記録に反映していなかったというものです。今回の「ねんきん特別便」の通知にしても、当時の書類に基づいて先に名寄せをすべきであるにもかかわらず、それをしていません。

 不思議に思うことがあります。「受給者を特定できない膨大な量の年金記録」が問題になったのは昨年からです。それも主に民主党の追求でやっと公になりました。しかし昨年おきたことではありません。数十年も前からずっと続いていた問題です。年金の事務を担当している人たちはその実態を知っていたわけです。それにもかかわらず、どうしてそれを放置していたのか・・それが不思議なのです。

 現場の職員を責めるのは酷かもしれませんが、でもその実態を知らなかったということはないはずです。全貌が分からなくても、正しく年金記録が整備されていないという問題を知っていながら、それを正すようにしてこなかった。その積み重ねが、これだけの大問題につながっています。

 プロとして年金事務を取り扱っているのであれば、当然その責任をまっとうしてほしい。まじめに年金を納め、正規の手続きをきちんとおこない、事業主としての義務もきちんと果たしてきた者として、この点は強調しておきたいと思います。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月26日

ゲスト・ブック閉鎖

 大変残念なことですが、HP内に設置していたゲスト・ブックに不正な書き込みが頻発しているため閉鎖いたしました。

 ゲスト・ブックには多くの方に貴重なご意見をお寄せいただいておりました。おかしな書き込みが始まった当初は毎回削除していましたが、しだいにその数が増え、対応が難しくなってきました。

 ご利用いただいている方には大変申し訳ありませんが、以上の経過ですので、御了承下さい。

投稿者 tsukada : 19:14

2008年03月25日

誰が守ってくれるのですか?

 23日、茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で連続殺傷事件が起きました。一人の方が亡くなり、7名の方が重軽傷。犯人は近くに住む24歳男性。19日にお年寄りを刺し殺したことで指名手配中の事件でした。

 すでに報道で伝えられている通り、警察の対応はひどいものでした。駅周辺で犯人逮捕のために配置されていた警察官は私服で、無線機も所持せず。連絡は携帯電話で行っていたというのですから、あきれます。

 県警本部は一般市民からの電話で連絡が入って初めて事態を把握。そこから携帯電話で警察官に指示を出したというのですから、取り逃がすのも当然でしょう。

 指名手配されている重大事件の犯人が、警察をあざ笑うように「捕まえてごらん!」と電話してきている中で無差別殺人はおきました。警察という組織は、いったい何をするところなのでしょう・・。

 県警の事後の対応にも怒りを覚えます。会見では「十分な対応だった」と言い放っていました。ちょっと待ってください。あなたたちは市民の安全を守る立場の人間でしょう!? これだけの重大犯罪が、警察の厳重な(?)警戒体制の中で起きてしまったという事実をまずしっかりととらえて欲しい。市民を凶行から守ることができなかったことを、まずは認め、謝罪してほしい。

 警察の対応に間違いがなかった・・もし本当にそうなら、この事件は起きなかったはず。少なくとも死者がでるような惨劇にはならなかったはずだということを、どうして自分たちが認めることができないのでしょう。

 具体的にどんな対応をしていれば良かったか、それは私たちには分かりません。でもそれを検討し、次の捜査や警備に活かすためには、まず今回起きたことの事実をしっかりとみつめる必要があります。「間違いはなかった」としてしまったら、何も学ぶものがなくなります。今回の事件で不幸にして殺された方は「犬死」で終わってしまいます。

 あの会見を見て大いなる違和感を覚えてしまうのは、警察幹部がそんな視点で物事を考えていないからなのだと思います。頭の中にあることは、組織を守ることなのでしょうか? 間違っていたと認めることは警察組織を破壊することになるとでも。とんだ勘違いです。市民を守ることはできないけれど、自分たちの組織はしっかりと守ろうとしている・・。

 それとも組織に中にいる自分たちを守ろうと必死なのでしょうか? 責任をとらされることが怖いのですか? もしそんな人が警察のトップにいるのなら、自分の命をなげうってでも市民を守るなどということを警察に求めることが、そもそも無理な注文なのでしょう。

 日本は安全な国だと言われてきました。でもけっしてそうではないのだということが、だんだんと分かってきました。いつどこで銃や刃物で襲われるかもしれないというのが、実は今の日本なのかも。そしてそんな危険から守ってくれるはずの警察も、実はそれほどの力も気持ちも持ち合わせていないのかも。私たちは自分や家族を守るために、自ら武装しなくてはいけないのでしょうか。そんな日本に、もうすでになっているのでしょうか。

 「院長ブログ」を書きながら次第に夜が更けてくると、外に広がる闇の世界にふと恐怖を覚えます。

投稿者 tsukada : 22:55

2008年03月24日

映画『絆』上映会(東京)

 昨年春、当地(新潟県上越市)で撮影された映画『絆』の上映会が東京で開かれることになりました。

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開催日:3月25日(火)15:00〜、19:00〜
    3月26日(水)12:20〜、14:00〜、17:00〜、19:20〜

会場:赤坂レッドシアター(港区赤坂3-10-9 赤坂グランドベルホテルB2F TEL03-5575-7130)
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 直前になってのご案内で申し訳ありません。東京近郊の方でご都合のつく方はどうぞご覧になって下さい。

投稿者 tsukada : 20:55

2008年03月23日

サクラ開花

 この週末、用があって東京にいましたが、暖かかったですね。薄手のシャツを着ていったのですが、日中は腕まくり。それでも歩いていると汗ばんでくるくらいでした。

 周りの人たちの格好を見ていましたが・・ダウンのコートを着ている人もいるかと思うと、お店の中で半袖の方も見かけたりと、千差万別。こんな光景も春先ならではかもしれません。

 そして待望のサクラ開花! 今日の好天で、もう三分咲きくらいになっているソメイヨシノも見かけましたよ。次の週末にはもう満開になりそうです。楽しみですね。

 当地のサクラはまだ先。ようやくつぼみが少しふくらみ出した程度です。でも、きっと“水面下”では花を咲かせる準備をしているのでしょうね。

 あと一週間ほどで3月も終わります。卒業式、卒園式などが続いていますが、皆さん方の人生のステージが次の段階にステップ・アップする準備状態ともいえるかも。ちょうどサクラのつぼみが大きくなるのと同じように。

 そして、4月には新しい学年や生活が見事に花開くことでしょう。楽しみですね。

投稿者 tsukada : 23:17

2008年03月21日

もう春

 春分がすぎ、もうすっかり春。当地の雪も、平地ではもう溶けてしまいました。

 私が子どものころは3月というと、降り積もった雪がまだ溶けずに残っているのが当たり前。卒業式を思い出すと、やはり雪の中で迎えていたような記憶があります。

 地球温暖化がそうさせているのか、それとも数十年の周期で気候が変化しているだけなのか・・それは分かりませんが、ずっと同じ気候条件ではないことは確かです。

 ニュースを見ていたら、東京では明日にもサクラの開花宣言が出るだろうとのこと。もうそんな季節なんですね。例年よりもさらに早いのかな?

 雪が消えたとはいえ、まだ冬の装いのままでいます。さあ、春物を引っ張り出してくることにしましょう。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月20日

春間近

 今日は春分の日でお休み。昨夕から雨になり、せっかくの祝日なのにとがっかりされている方も多かったかも。でも、もしかしたら「恵みの雨」と思っている方もそうとうおられたかもしれません。花粉症の方々です。

 どんより曇った日はスギ花粉の飛散量は少なくなります。雨の日はまず飛ばないでしょう。そして雨は花粉を流してくれます。花粉は水に浸ると周囲の膜がはじけ、中身が出ます。そのまま流され、人に害を加えることはなくなります。

 晴天が続き、地上が乾いていると、飛んできた花粉がいつまでも地上付近で舞い続けることになります。アスファルトとコンクリートで固められた都会は、花粉にとっては「生存の好条件」。春を襲う黄色い嵐は黄砂だけではなく、スギ花粉もその一つなのです。

 だから今日のお天気を嬉しく思っている人たちも、けっして少なくなかったことでしょう。

 幸いなことに私は花粉症ではありません(ここ数日多少鼻がむずむずして、鼻水が出ていますが、これはきっと鼻風邪のせい)。今日のようなお天気は外の仕事ができず、ちょっとガッカリしています。

 本当は薪を作ったり、丸太をかたづけたりしたかったのですが、あきらめました。おかげで喜んだのは我が家の愛犬。小雨が降っている中、たまにはゆっくり散歩をしてきました。

 遠くに見える山はまだ白く雪でおおわれていますが、公園はすっかり雪もとけ、春を待つのみ。

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 園内には観桜会のためのボンボリも取り付けられていました。桜の開花が、もう待ち遠しくなります。

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 観桜会は来月ですが、お店を作り始めていました。まだずいぶん先かと思っていましたが、もう準備をしているんですね。春はやっぱり、もうすぐそこまで来ているようです。

投稿者 tsukada : 21:42

2008年03月19日

サプライズ

 学校や幼稚園などの卒業式が続いています。子どもたち、そして親御さん、それぞれの思いを胸いっぱいにしながら、晴れの日を迎えられていることと思います。本当におめでとうございます。

 でも、実際にはちょっと退屈するのが卒業式。お偉いさん方の挨拶が続き、それも半端じゃない長さだったり。やっぱり日本人は形式が好きなんだって実感する場でもあります。

 そんな卒業式に、時にはサプライズがおきることもあるようです。当地でそれがおきてしまいました。

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 新潟県立高田高校の卒業式に、Gacktさんがゲストで登場。「野に咲く花のように」を唄い、卒業生たちに熱いメッセージを残したというのです。

 Gacktさんは昨年のNHK大河ドラマで上杉謙信役をしたことで、ここ上越とつながりができました。昨年夏、謙信公祭という地元のお祭りにも来られ、馬上からのパフォーマンスを見せてくれました。

 新聞の記事によれば、Gacktさんの方から上越に打診があったとのこと。お世話になった上越の人たちのお役に立ちたいと。そして、謙信が愛した言葉「第一義」を校是とする高田高校に白羽の矢がたった・・というのが、今回のサプライズの経過だそうです。

 何も知らされていなかった卒業生たちはとても驚き、そして感激したことは想像にかたくありません。良かったですね。

 Gacktさんは謙信のセリフをまねてこう言ったそうです・・「運は天にあり、よろいは胸にあり、手柄は足にあり」「おのれの力で夢をつかむのじゃ。みなの者、いざ出陣じゃ!」

 そんなGacktさんの力強いメッセージを贈ってもらって、今年の卒業生たちは本当に幸せ。一生心に刻み込まれる卒業式になったことでしょう。

 でも、今年の卒業生以外の人たちはちょっと複雑な心境かも。在校生はいっしょに“ライブ”を聴けたのでまだましかな(休んでいた生徒さんは残念がっているでしょうね)。

 以前の卒業生は、自分の時にはそんなことがなかったのに・・なんて思っているかもしれません。私の子どもたちもみんな同じ高校の卒業ですが、話をしたらそんなことをつぶやいていました。校舎は昨年すっかり新しくなったばかりですが、その“恩恵”にも浴してもいないので、よけいそんなふうに思ったのかも。

 ちなみに私もこの高校の、かなり昔の卒業生。自分の卒業式は思い出せません。何しろ出席していなかったので。大学入学が決まったあと、何もする気にならず、東京でぼーっとしていました。だから私はこのサプライズ卒業式に意見を言える立場ではないようです。

投稿者 tsukada : 16:02

2008年03月17日

お似合い

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 医院のコレクションに「ナース・ミニー」が加わりました。1年ほど前から「ドクター・ミッキー」がいるので、これでお医者さんと看護婦さんがそろったことに。

 さっそく私の診察室内で飾らせてもらいました。そしてこの「院長ブログ」でもお披露目です(*^_^*)

 ディズニーのフィギアはいろいろと持っていますし、それを院内で見てもらっていますが、医院にふさわしいといえばこの二人がベスト・マッチでしょう。

 ドクター・ミッキーをディズニー・ストアで見つけたとき、これは私のところに来る運命だと感じたものでした。でもミニーの存在を知りませんでした。

 たまたま私の娘がナース・ミニーを見かけて購入することになりました。国内になかったので、アメリカから送ってもらったのだとか。

 到着まで1か月ほどかかりましたが、待っていた甲斐がありました。とっても可愛いミニーに、すっかり魅せられています。

 ちなみにドクター・ミッキーの持っているクリップ・ボードには「すぐに良くなるよ」って書いてあるのでしょう。ナース・ミニーが花束を持っているのは、患者さんへ? それともあこがれのドクター・ミッキーに??

 このシリーズはまだほかにもあるのでしょうか? 薬剤師のドナルドとか、患者のグーフィーとか・・。もしいれば、楽しいですね。こんどまた探してみましょう。

投稿者 tsukada : 18:33

2008年03月14日

複雑な思い

 4月から始まる「5分ルール」については、ここ数日の「院長ブログ」で取り上げてきました。2年に一度行われる診療報酬の改定は波瀾万丈、予測不可能、摩訶不思議・・何が飛び出してくるか分かりません。

 以前にもアッと驚く改定がくりかえされてきましたが、今回の「5分ルール」は全くノーガードでした。少なくとも小児科にとっては瀕死の重傷を負わせるような改定を、よくも平然と行うことができるものです。

 保険診療を所管していて、診療報酬の点数を決めているのは厚生労働省です(形式的には中医協という場で、診療側、保険者側、中立側が合意することになっていますが、そこに諮問案を出すのは厚労省ですし、そのまま答申され、実施されるのが通例です)。厚労省は年金問題などで悪名が高くなってしまいましたが、日本の医療制度についてちゃんとした政策をもっていないという点で、私たち医療人にとってはもともと最悪ともいえる役所なのです。

 診療報酬改定の担当課長が、実は私の同級生。医学部の6年間、一緒に学んだ医者です。特別に親しいというわけではありませんが、お互い知らない仲ではありません。近隣の県の衛生部長をしていたときには、上越市のことで相談事があり、直接連絡を取っていたこともあります。

 そんな彼が、今回の改定についてマスコミのインタビューに答えています。「5分ルール」も日本の医療を良くするためだ、とか。マスコミ受けするのか、国民受けするのか、彼の話だけ聞いていると、それがもっともだと思えてくる方も多いかも。

 でも医療の現場は青息吐息。医療費抑制策と医師数削減という2つの間違った政策で、大変な状況に追い込まれています。単に医療機関の経営の問題ではなく、地域の医療が成り立つのかどうか、そして国民の命と健康を守ることができるのかどうか、といった重大な局面にまで至っています。

 そんな現場のことを知ってか知らずか、「5分ルール」を持ち出し、それが日本の医療を救うのだというようなポーズをとる・・恥ずかしいほどです。

 彼が一人でこの政策を決めているわけではないことも分かります。巨大な官僚組織の中で、たった一人の課長が政策の立案をし、決定することなど、できようがありません。財務省からの財政削減という大きな圧力があり、厚労省内部での議論があった上での決定でしょう。ある意味でスポークスマンとして、表に立たされているのかもしれません。

 それにしても、彼が中心となってまとめられた改定であることは間違いありません。政府の財政が困難な状況の中で、どうしてもこの部分を受け入れざるをえない・・医者たちよ、涙をのんでくれ・・そんなふうな言い方をしてくるのであれば、多少はしかたないと思うかも・・。

 でも、やっぱり現場を知らず、今まで以上に医療を荒廃しかねない改定を行うのは、容易に納得できるものではありません。彼に小児科医の様子を、もう少し教えておけば良かったな、と、今になって思う次第です。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月13日

「5時間待って5分診療」に?

 4月から導入される「5分間ルール」で、小児科は大きな影響を受けることを一昨日の「院長ブログ」でお話ししました。これを決めた人たちには、小児科外来の様子も、小児科医のことも、そして子どもたちの医療のことも全く念頭になかったのでしょう。それが一番残念ですし、悔しいことです。

 「医療機関の機能分担」という言葉があります。病院は重い患者さんを主に診るところであり、入院治療が中心。診療所(開業医など)は比較的軽症の患者さんを診て、外来診療は診療所が主にその役割を担うというものです。

 もっともなことです。すでに病院は外来診療にあまり力を入れない方向で進んできています。その分、診療所は今まで以上に外来患者さんを多くみるようになってきました。少なくとも小児科ではそうです。

 当地(新潟県上越市)は人口が約23万人。その中で小児科がいて子どもの入院ができる病院は2か所だけ。小児科開業医もけっして多くなく、全部で6軒です。おのずと少ない小児科開業医のところに、より多くの小児患者が集中する傾向になっています。

 全国から「医師不足」の声が聞こえてきます。そのために「医療崩壊」に至ってしまうところも。小児科医の不足も、また深刻です。

 病院勤務医が過酷な勤務を強いられているから、開業医がその一部を分担せよ、というのが厚生労働省の考え方です。世論もマスコミをもそれを支持しているようです。

 開業医の全てではないかもしれませんが、少なくとも私たち小児科医はすでにその負担が大きなものになっています。多くの患者さんの診療を手際よく行うためには、必然的に一人あたりの診察時間は短くなります。

 「3分診療」という表現は粗雑な診察をイメージしたものですが、実は小児科外来では3分かけるもぜいたくな話なのです。半日で100人近く、一日で百数十人の患者さんを診るのも普通のこと。平均すると1時間に30人=一人あたり2分の診察時間。もしかしたらそれよりも短い時間で診察しなくてはいけないときもあります。

 時間の目安だけで「5分以上かけなければ十分な診察とはみなさない」とする新たなルールは、そんな小児科の特性を無視したものです。短時間で診察を行っているのは確かだけれど、そうせざるをえないのは、小児科を初めとした医師の総数が少ない現状があるから。その責任は、けっして私たち一人一人の小児医にあるわけではありません。

 本気で「5分以上の診察」を求めるのであれば、まずすべきことは医師数の大幅な増員であり、医療のあり方の根本的な見直しでしょう。かつて“医師過剰時代”を迎えるからという理由で、医学部定員の削減を行ってきましたが、その政策が誤りであったことを認めることすらできない厚生労働省ですから、しっかりと日本の医療政策の舵取りをするなど、とても無理な注文なのでしょうが。

 もし「5分ルール」が開業医で徹底したら・・必然的に開業医が診る患者数は少なくなります。その分、病院の外来が混雑することにはならないでしょうか。勤務医の負担軽減をねらっているというわりには、その逆になりかねない方策です。

 また「3時間待って3分診療」と悪評のある外来診療ですが、時間を切り詰めて診察していても多くの時間お待ちいただいている現状があります(当院では予約制を併用しているので、それほど多くの待ち時間はありませんが)。5分以上診察することになれば、待ち時間はさらに延びてしまいます。「5時間待って5分診療」という事態にもなりかねません。それでいいのですか?

 考えれば考えるほど、私たち小児科医にとっても、患者さんにとっても「5分間ルール」は弊害が大きいものです。あと半月ほどで実施です。とても憂慮しています。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月11日

5分間ルール

 保険診療の仕組みや点数(料金)は2年おきに変更されます。今年はその年。来月から大幅に改定されることになり、私たちはその対応に大わらわです。

 その中で最も大きな変更は、再診の診察時間が5分以上と5分未満では変わるということでしょう。現在、再診した時の料金に「外来管理加算」というのがあります。通常の再診料に加えて、診療所では52点(520円)をいただいています(外科的な処置がある場合は除く)。

 その点数の算定要件を厳しくして、「5分以上診察した場合のみ請求できる」とするというのです。ここでいう診察時間とは、患者さんが診察室に入ってきたところから出て行くところまでで、なおかつ医師が患者さんと面して質問をしたりしている時間をさします。例えば検査や治療を医師が直接行っても請求できませんし、カルテや書類を書いている時間(電子カルテになっていればコンピューターに向かっている時間)は「5分」には入れません。

 これまでは時間の制限はもちろんなく、必要な診察をしている場合には算定できたものです。突如として、この「5分間ルール」が登場して、正直にいって面食らっている状態です。

 厚生労働省が決めた細則では、患者さんから丁寧にお話をお聞きしなくてはいけないとして、どんなふうに聞けばいいか、具体例もあげてあります。診察の仕方まで指示していただき、ありがたいことです。

 日本の外来診療は「3時間待って3分診療」と批判されることがよくあります。待ち時間の長さに加えて、肝心の診察時間がとても短く、粗雑なのではないかという指摘です。確かにその面はあり、丁寧な診察を心がけなくてはいけないという意味で、もっと長く診察時間をとるべきだという議論は以前からありました。

 でもそれができるのは、一人一人の患者さんをゆったりと診てあげられる条件があるところに限られます。病気としては、内科などで慢性の病気(たとえば脳卒中や心筋梗塞の後遺症、高血圧、肥満などの生活習慣病、悪性腫瘍・・)が主な対象でしょう。小児科ではほとんどが感染症などの急性疾患であり、厚労省が求める療養上の指導などに特別な時間をさく必要のない患者さんが大半です。

 加えて医療機関の性格にも大きく関わってきます。やはり慢性の病気をゆったりと診ている医療機関では「5分ルール」に合致させやすいでしょう。

 しかし、私たちの小児科外来では、時には“野戦病院”と化してしまうほどの混雑ぶりが日常当たり前です。インフルエンザが流行すれば、一日に200人や300人の子どもたちがやってきます。平均でも1日で100数十人、半日の日でも100人近くの外来患者さんを診ています。

 厚労省が求めるように一人あたり5分以上の診察をするとしたら・・1時間に12人が最大。午前3時間の診療では36人、一日6時間の診療でも72人しか診てあげられません。もし150人の患者さんが訪れたら、診療時間の合計は12時間ほどになります。休憩を取らずに外来診療をしても、午前9時からスタートして午後8時。休憩時間や、健診・予防接種など他の業務をこなしながら行っていたら、真夜中になってやっと終わるか、計算上は翌朝になる日もでてきます。

 あるいは、窓口で「国は診察に5分以上かけることが望ましいと指示しているので、72人を超える患者さんは診療することができません」と言って、受け付け制限をしてもかまわないとでも言うのでしょうか。医療の現場を見ていない「机上の空論」であることは明らかです。

 医療機関の収入が大きく減るということも問題です。当院で2月分の診療から試算してみたところ、「外来管理加算」は合計で40万円ほどになっていました。年間ではおそらく500万円くらいになるでしょう。それが来月からは、ほとんどゼロになってしまいます。年間で500万円の減収になる・・それが小さな診療所に与える影響は、考えただけでも恐ろしいものがあります。

 お金のことをお話しすると、引いてしまう方も多いと思いますが、この問題は重要なのです。医療機関の経営状態は、地方の中小病院を中心にそうとう大変な状況におかれています。地方の医師不足という問題もあり、倒産の淵に立たされているところも少なくありません。

 診療所も同じ問題を抱えています。当院でも、この「5分間ルール」が導入されるだけで、一人以上の人件費が捻出できなくなります。その分、看護師さんに辞めてもらう、などということができるはずはありません。

 地方の小都市では小児科医がまだまだ不足しています。必然的に大勢の子どもたちを診療するために、小児科医は過長で過重な労働を強いられています。看護師をはじめとしたスタッフもそうとう多く雇用し、施設・設備の充実にも力を入れています。

 そんな中で、「5分未満の診察」をすると減額するというような乱暴なルールを作ってくるのは、地域の現場で毎日精一杯頑張っている医師の意欲や熱意を奪うものです。新年度から導入される「5分ルール」の最大の問題点は、ここにあるのかもしれません。

 とは言っても、来てくださる患者さんをお断りすることなど、できるはずがありません。医師法の中にも、求めがあれば必ず診療しなくてはいけないと定めています(「応召義務」)。法律を持ち出すまでもなく、私たち医師のモラルとして、ありえないことです。もしかしたら・・それが分かっていて「5分ルール」を思いついたのでしょうか? そうだとしたら、あまりに卑劣で薄汚い思いつきとしか言いようがありません。

 来月からはそうとうの減収になりますが、今までと同じく丁寧に診療をしていくことに代わりはありません。ただし、それが時間の長さだけで決まるものではないことを、ぜひ知っておいていただきたいと思います。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月09日

春はもうすぐ!

 先週の雪がウソだったかのように晴れ上がった日曜日。新潟だけではなく全国でそうだったようですね。

 こんな良いお天気の時にはスギ花粉が飛びやすいもの。すでに各地で花粉の飛散が確認されていますし、今春は例年の数倍にもなるのだとか。花粉症の方はくれぐれもご用心を。

 幸いなことに花粉症ではない私は、初春の暖かさに誘われて外に出てみたくなりました。普段の仕事も室内。そのうえけっして運動好きとは言えない私ですので、室内でくら〜くしているのがいつものこと。

 でも今日はほとんど一日太陽の下で過ごしました。まずは犬との散歩・・冬場は“室内犬”になっていることが多かったのですが、これからは大好きな散歩をたくさんしてあげられそうです。

 もともとは草原で牛をおっかけていたコーギですから、走り回るのが大好き。外に連れ出したとたん、遺伝子が復活したかのようでした。

 その他の時間はストーブにくべる薪を用意していました。先日いただいた丸太や枝がそのままになっていたので、今日のこのお天気は良いチャンス。実は昨日から“構想”を練っていて、昨夜は興奮して寝付けなかったほど(^^)/

 先週ホームセンターで枝を切るのにちょうどよい道具を見つけて買ってありました。電動のチェーンソーなのですが、枝を切りやすいように歯の上下にカバーが付いています。持つところははさみのようになっていて、歯と下のカバーで枝を挟み込んでから切っていきます。

 言葉で説明してもわかりにくいでしょうが、とにかく枝を切るのには最適!という道具。それを試したくてウズウズしていました。(ホームセンターでは人気がなかったようで、“現品限り3割引”になっていました。優れ物なのに・・でもおかげで安くゲットできましたが)

 さっそく使ってみたところ、思った以上に使いやすく、作業効率がとても良かったです。チェーンソーは2台もっていましたが、電動のものは力が弱く、使い物にならないかも・・そんな印象ももっていたのですが、大丈夫でした! あまり太い丸太は切らないからかもしれませんが、最後まで切れ味バッチリ。

 この「院長ブログ」でチェーンソーの話を書いても、誰も面白がる人はいないでしょうね。でも道具って面白いですね。自分のしたいことにピッタリはまるものを見つけると心がときめきます。

 ということで、山積みになっていた木の枝はそうとう片づけることができました。薪のために作ってある小屋に運び入れ、一仕事が終わり。疲れはしましたが、積み上げた薪を見て、今日一日の成果を確認しました。肉体労働が得意ではない私にしては、まあ良く頑張ったほうでしょう。

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 薪たちは今年の夏には乾燥し、次の冬場に我が家で活躍してくれることでしょう。それまで少し休んでいてくださいね。

投稿者 tsukada : 22:07

2008年03月07日

明日はお楽しみ会

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 わたぼうし病児保育室恒例のお楽しみ会が明日開かれます。お近くの方、どうぞいらっしゃって下さい。

投稿者 tsukada : 13:54

2008年03月06日

原稿完成

 先ほど原稿を一つ仕上げて、電子メールとFAXで送ったところです。明日が締め切り日。前日の夜になって仕上がり、ほっとしているところです。

 依頼は少年写真新聞社から。「検便や検尿の大切さ」について、保育園や幼稚園の先生方に分かりやすく説明を、というミッションです。

 以前に一度、この会社から原稿を頼まれたことがあります。「子どもの発熱とその対処」というタイトルで、小学校などの養護教諭向けに書きました(このHP内の「院長の著作集」にアップしてあります。ご興味のある方はどうぞお読み下さい)。

 今回はもっと小さな子どもたちをみている先生方向け。それも一般の保育士や幼稚園教諭が対象なので、より分かりやすく書いたつもりですが、できばえはどうだったでしょう。

 担当の方は明日原稿に目を通されるはずですが、ダメ出しされたりして。ちょっと心配・・。

 とりあえず原稿の完成を記念して、一人でお祝いをしているところです(*^_^*)

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月05日

冬に逆戻り

 桃の節句がすぎたというのに、また真冬に逆戻り。昨日からときどき雪が降り、また真っ白な世界になっています。

 時より吹雪。医院の駐車場にも雪が積もり、消雪パイプからさかんに水が出ていました。

 午後からは市の健診があり、外出してきましたが、自動車の運転もみな慎重になっているようでした。

 私は・・轍(わだち)から少しずれたら、積もった雪にタイヤをとられ、スリップしてしまいました。そこから抜け出そうとしたら反対車線にまで蛇行してしまい、冷や汗。前後を走行している自動車もなく、対向車もいなかったのでセーフでしたが・・油断大敵。雪道の怖さを体験したところです。

 明日もまた日本海側で低気圧が発達し、荒れ模様になるとのこと。春の訪れは一歩も二歩も後退したような気がします。

 夜のニュースでは桜前線のことが話題になっていました。今年のソメイヨシノの開花は例年と同じか、少し遅れるくらいとのこと。当地新潟は4月10日過ぎになるようです。

 そんな話を聞くと、春はもうすぐそこまでやってきているのですね。昨日からのお天気では、ちょっと信じがたいのですが(-_-)

 当地では今日、公立中学校の卒業式が行われていました。ご卒業される生徒さんたち、おめでとうございます。明後日は公立高校の入学試験。体調を整えて、頑張ってください。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年03月03日

55万件

 このHPのトップページにおいてあるカウンターが、今日「55万」を突破しました。

 HP内のページへのアクセスはそれより多いです。「日報」によれば、多い日で2万〜3万、少ない日では1万数千のページビューがあります。

 大まかな傾向ですが、平日は多め、週末やお休みの日は少なめのようです。

 この「院長ブログ」にも引き続き多くの方にお越しいただき、目を通してもらっているようです。ありがとうございます。

 これからもHPや、この院長ブログをよろしくお願いします。

投稿者 tsukada : 22:40

お日柄もよろしく・・

 今夜は「上越休日夜間診療所」の勤務でした。トータルでは年に十数回。平均すると月に1回以上の“お勤め”です。

 インフルエンザの流行も終息に向かっているからでしょうか、今日はそれほど多くの方の利用はありませんでした。あくまでも“応急の診療”ですので、利用者が少ない方ことは良いことですね。

 今年はこれで3回目の勤務になります。最初が1月1日、今日は3月3日・・どうも“ぞろ目”になることが多いようです。

 来年度の勤務表が届いているので見てみました。なんと・・5月5日、7月7日も出番になっていました。

 「元旦」「おひな様」「子どもの日」「七夕」・・数字がそろっているだけではなく、特別な意味合いのある日になっていることにも気づきました。

 いい数字に巡り合っているようで、私はラッキーなのかな??

 その先を見ていったら・・もう一日ありました。来年の「2月2日」。ここまでくるとただの偶然ではないような気もしてきます。

 ちなみに「2月2日」は“いい夫婦の日”なのだとか。個人的には娘の誕生日なので、やっぱり特別な日でした(*^_^*)

投稿者 tsukada : 22:13

みんなの本だな

 1か月ほど前、当院の待合室に「みんなの本だな」というコーナーができました。ご家庭での読書を大いに推進していこうという上越市教育委員会のプロジェクトからできた企画です。

 貸し出し用の本を置いておき、自由に持って行ってもらうものです。借りるためのカードや記帳など、面倒なことは一切なし。借りた方が、借りた本を、借りた場所に戻してもらうというだけ。シンプルで、ある意味「合理的」です。

 最初は私が個人的に持っている絵本や育児書などをおいてみました。時々その本を入れ替えたり、もしなくなったり長期に借りられたりしているようなら補充することも考えています。

 先週のこと、当院を受診されているある親御さんからたくさんの絵本をいただきました。

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 うれしいですね。「みんなの本だな」の趣旨にご賛同いただき、また当院での取り組みを後押ししていただきました。整理した上で、早く多くの方がご利用できるようにいたします。

 「小さな本だな」からのスタートですが、みなさんのご協力をいただいて、少しずつ「大きな本だな」にしていければいいなと思っています。ゆっくりと、でも着実に成長していく樹木のように。

投稿者 tsukada : 19:04

2008年03月02日

雪道のお散歩

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 ワタシの前に道はない・・ワタシのあとに足跡がある・・。

 お天気が良くなって、久しぶりにお散歩にでました。公園にはまだ雪が。その中をたくましく歩いていきました。

 疲れたのか気持ちよかったのか、帰ってからスヤスヤとお昼寝をしていました。

 春はもうすぐだよ。毎日お散歩できるからね!

投稿者 tsukada : 13:28

2008年03月01日

3月です

 今日から3月。年度末の月にあたるので、卒業式・卒園式など、何かと慌ただしくなりそうです。

 季節はもうすぐ春・・と言いたいところですが、今日の新潟は冷たい風が強く吹き、ときおり雪もまじっていて、まだ冬から抜け切れそうにありません。

 インフルエンザ流行は下火に向かっているは幸いです。このまま終息してくれるといいですね。

 かわって(?)そろそろスギ花粉症の症状がでそうです。今シーズンのスギ花粉の飛散量は例年の数倍とも言われています。花粉症の方、そろそろご準備を。

 冬と春のせめぎ合う月・・その勝負の行方は決まっていますが、問題はいつごろ決着がつくか。卒業式・卒園式といっしょに、本格的な春がやってきそうですね。

投稿者 tsukada : 23:59