子どもの頬の「はたけ」

夏ごろから頬に“はたけ”のような物が見られるようになりました。1つだけなのですが少しずつ大きくなっているような気がします。知り合いに“はたけ”は皮膚病だといわれたのですがそうなんですか?何が原因でできているのか、どうしたら治るのかアドバイスください。(福井・Nさん)

昔から「はたけ」と呼んでいるものは、皮膚の真菌感染(白癬菌というカビ)のことかと思います。
顔などの皮膚が白くカサカサしてきます。
しかし、現在は衛生状態が良くなったため、ほとんど見かけなくなってきています。
実際に皮膚がカサカサしているのは、「皮膚の乾燥症」によるものが大部分です。
とこに幼児はもともと皮膚が油分が少なく、乾燥していて、「はたけ」のように見えることがあります。

皮膚の所見は実際に見てみないとなかなか分からないものです。
小児科、または皮膚科でよく診てもらって下さい。

2003.9.29

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塚田こども医院Q&A2003年9月