虫さされの対処

子供が毎日毎日虫に刺されます。気付いたらすぐに薬をつけたり、カットバンを貼ったりはしているのですが、ちょっと目を離した隙にかきこわしてしまいます。かきこわしたところ膿のような汁がでたりするのですが、これにはどのように対処すればいいのでしょうか?足・腕に大きな赤い腫れと膿やかさぶたができてかなり痛々しいので、早く治る方法があれば知りたいと思い、質問させて頂きました。(上越・Uさん)

子どもは虫にさされやすいですし、刺されたところが腫れやすいものです。
いろんな対策をしても、あまり効果がなく、季節が涼しくなるのを待つだけのこともあります。

引っ掻くとそこがますます腫れたり、皮膚を崩して浸出液が出てくることもあります。
引っ掻かせない方がいいわけですが、“お説教”そするだけでは言うことを聞いてくれません。
皮膚が温かいと痒みが強くなるので、冷やしてあげて下さい。
かゆみ止めを飲んでもらうこともあります。
また、清潔にしておかないととびひ(伝染性膿痂疹)になってしまいますので、お風呂に入ってきれいにしておいて下さい。

虫さされの程度がそうとうひどい子がいます。
「蚊アレルギー」とか「ストロフルス」とか呼んでいますが、そんな時は抗アレルギー薬をシーズン中は予防的に内服してもらうこともあります。
それによってずいぶん症状が軽減します。
必要でしたら、受診をして下さい。

2003.7.4

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塚田こども医院Q&A2003年7月