子どもに使えるインフルエンザの薬

長男は6歳、幼稚園の年長組です。次男は生後8ヶ月です。長男は、おたふくかぜ、風邪と続いたもので、結局インフルエンザの予防注射はできませんでした。次男は三種混合を優先させてしまたので、これまた結局受けておりません。今更ながら、大変後悔しております。最近になって、長男のお友達が次々にインフルエンザにかかっております。また、その子供達のご両親も次々に罹患なさっているようです。6歳児にはすぐに診察すれば有効なお薬があるようですが、万一、次男8ヶ月がインフルエンザにかかってしまった場合、有効なお薬はあるのでしょうか。今更何を言うとお思いになるかもしれませんが、今からでもなにか有効な手だてというものはあるのでしょうか。二人とも、今現在鼻風邪をひいている様子ですが、熱はでておりません。長男を幼稚園にやりたくないというのが正直な心境なのですが、家に閉じこめておくわけにもいかず、毎日びくびくしながら幼稚園に通わせております。なにか良きアドバイスがございましたら、よろしくお願いいたします。(大阪府・Kさん)

現在日本で使用できるインフルエンザに効く薬は次の3種類があります(名前は商品名)。
(1)シンメトレル(散剤、錠剤)
A型インフルエンザのみに効果があります。
年齢の制限はありません。
(2)タミフル(カプセル剤)
A型、B型の両方に効果があります。
これは成人用ですが、今シーズンから体重37.5kg以上の小児にも使ってよいことになりました。
(3)リレンザ(吸入剤)
A型、B型の両方に効果があります。
これは成人用だけです。

タミフルは、海外では小児用の散剤(ドライシロップ)がすでに市販されています。
日本ではメーカーから労働厚生省に販売の許可申請が出されていますが、どうも今シーズン中は無理なようです。
おそらく次のシーズンには、使えることになるでしょう。

ということで、もしA型インフルエンザにかかったとしてら、年齢を問わず使える薬があります。
B型では、乳幼児などでは使える薬は今はまだないということになります。

インフルエンザの積極的な予防はワクチン接種だけです。
これも完璧ではありませんので、風邪の一般的な予防が必要でしょう。
一応、手洗い、うがいの励行、体調の管理、生活の節制、バランスのとれた食事などをお願いしています。
もしインフルエンザの流行が始まったら、人混みにはあまり出ないこと。
子どもの集団、つまり園や学校も数日間休めるものなら休んで下さい。
そのためには、流行についてのしっかりとした情報が必要ですね。

予防接種はそこそこに効果があります。
大人は1回で十分だとされていますので、ぜひ次のシーズンからは受けて下さい。

2002.2.13

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塚田こども医院Q&A2002年 2月