予防接種の間隔

インフルエンザの予防接種についてご相談です。10/19(金)に三種混合の追加を受けました。10/27(土)にインフルエンザの予防接種の予約をしたのですが、三種混合の接種から1週間と1日目で受けても大丈夫でしょうか? 予防接種間隔が狭い事から、インフルエンザの副作用の可能性が高くなるとか、三種混合の抗体が付きにくくなる可能性はありますか? あと 大人(母親)のインフルエンザの予防接種の時期についてもアドバイス願います。子どもの同じタイミングで私も接種を予定しているのですが、10月の下旬の接種で3月末くらいまでの効果は持続されますか?(埼玉県・Yさん)

予防接種の間隔ですが、不活化ワクチン接種後は1週間、生ワクチン接種後は4週間あけることになっています。
インフルエンザ、三種混合とも不活化ワクチンですので、予定通り接種していただいて大丈夫です。
(10/19三混→10/25までは不可、10/26以降はどのワクチンもOK)
間隔が規定よりも狭いときには、後に受けたワクチンの効果が減弱することがあります。
また、もし副反応(副作用)らしいものが現れた場合に、それがどちらによるものか、容易に推測できなくなるために、一定の間隔をおくことになっています。

大人のインフルエンザ予防接種は、昨シーズンから1回でも良いことになっています。
接種後は早めに抗体が強くなり、半年程度は十分にあるようです。
年内に受けていただくことで、来年の冬〜春先まではカバーできるのではないでしょうか。
インフルエンザの流行するのが1月に入ってというのが通例ですが、過去には12月に流行したこともあり、10〜11月に受けておくこともいいのではないでしょうか。

2001.10.23

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塚田こども医院Q&A2001年10月