子育ては風邪とともに・・(?)

子育て中は母親はかぜなんかひいているひまはない、とは私の母の弁ですが、実際には精神的・肉体的に疲れるとすぐのどを痛め、熱が出てしまいへろへろです。うつさないようにといってもなかなか難しいと実感しています。何かいいアドバイスがあったらお願いします。(上越市・とらままさん)

子どもが風邪をひけば、親(とくに母親)が風邪をひくのも当たり前ですし、親が風邪をひけば子どもも風邪をひいてしまいます。これを「母子相互作用」とよぶ・・? それは冗談ですが、人間としての共同生活をする中で、感染しあうのは、致し方ないことです。(上の子がいれば、下の子はすぐにもらうので、やはり風邪をひきやすいものです。)うつさないで・・とは全く無理な話です。

「子育ては風邪とともに」とは、昔私の作ったキャッチフレーズですが、親子共々、風邪をひきながら・・です。

しいてアドバイスをするとなると、「風邪ぐらいに負けないで」ということでしょうか。風邪をひくのはあたりまえ。それぐらいで子育てにへこたれる必要はありません。外野がうるさくても、気にしない。どんとかまえて、子育てをしてください。

キーワード:子育て

2000.9.5

目次の
ページへ

ホームページのトップへ

塚田こども医院Q&A2000年9月