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2011年12月26日

空を見上げる日々

 最近空を見上げることが多くなりました。といっても雲も関心があるわけでもなく、天体観測を始めたわけでもありません。煙突を見ているのです。

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 医院に造ったボイラー棟(「自然エネルギー・プラント」などと、ちょっと格好つけた名前をつけましたが)から上に延びている煙突です。高さ約6メートル。薪ボイラーから出る煙を大気中に吐き出しています。

 この写真はボイラーを運転している時のもの。ほとんど煙は出ていません。薪を一次燃焼させて出るガスを、さらに高温で二次燃焼させるために、熱としての回収率は良く、またほとんど煙にならないので、排ガスは黒くもなく、臭いもしません。実にエコなのです。

 稼働を始める時にはどうしても煙が出てくるのですが、数分程度で本格運転になります。さほどの量ではないのですが、ご近所の方にご迷惑をおかけしているかもしれません。ご容赦下さい。

 薪ボイラーを運転している最中には、煙突の先からはほとんど煙がでていないので、「薪をたいているぞ!」という雰囲気にはなりません。でもそれでいいので、煙の見えない煙突を見上げるたびに満足しているところです。

 院長が空を見上げていたら、また薪のことを考えてると思って下さい。

投稿者 tsukada : 2011年12月26日 16:01