« 2010年12月 | メイン | 2011年02月 »

2011年01月31日

冬の大停電

 長い一日でした。今朝は6時過ぎに出勤し、そのまま夜まで働きづめ。月末の仕事が滞ったまま帰宅しました。

 原因は停電です。5時過ぎに当地全域で電気が使えなくなりました。まだ夜があける前、自宅の無停電装置からアラーム音。同時に医院や実家から停電を知らせる自動音声の電話が入り、そうとう広範囲に停電が発生していることを知りました。

 医院で困るのは、まずは電子カルテ。無停電装置をつけてはありますが、何十分と持つわけではありません。さっそく近くの職員が駆けつけてくれて、自家発電に切り替えてくれました。

 そのまま停電が長時間にわたると診療に影響します。心配なので、陣頭指揮をとるためにも出勤することにしました。

 1時間ほどで停電は解消し、通常通り電気が使えるようになったので結果としては診療には関係しませんでした。ハラハラしましたが、わりと短い時間で終わってよかったです。

 起きた時間帯もラッキーだったかもしれません。通勤の時間帯より前だったので、信号機の消えた道路でも自動車の通行はあまり支障なし。むしろ赤信号に引っかかるようなことがなかったので、スイスイでしたよ(交差点ではちゃんと安全確認し、減速してました)。

 患者さんや病児保育の利用者は普通にたくさん来られました。停電の影響はとくになかったようです。

 インフルエンザが大流行になりつつある時−−やっぱり外来は混み合いました。もし日中に停電が起きたら、きちんと対応できたか、心配です。反省点や改善点も出てきました。私も含めて、いざという時の心構えを再認識したという点でも、今日の停電はよい練習になったかもしれません。

 今回は18万戸が停電したそうです。そんな大規模の停電は県内では久しぶりだとか。

 当地に電力を提供している電力会社の発電施設で、雪の重みのために設備が破損したというのが、今朝の大停電の原因だったそうです。こういったリスクがあるのもまた、雪国の宿命なのかもしれません。

 それにしてもよく降り続けるものです。豪雪に、喝!

 もう十分です。そろそろお引き取り下さい(^_^;)

投稿者 tsukada : 23:55

2011年01月29日

今週の感染症情報

●インフルエンザ↑
○溶連菌感染症
○胃腸炎
○おたふく
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△りんご病
△RS細気管支炎
×麻疹
×風疹
--------------
インフルエンザ流行がさらに本格化しています。
当院の新規患者数は今週は89名(先週は50名)。
おそらく来週から再来週にはこの倍以上の患者発生があるでしょう。
厳しい季節です、十分に警戒をしていて下さい。

日ごろから手洗い、うがい、マスクなどの励行を。
食事や睡眠にも気をつけて、体調管理をお願いします。
熱や咳があるときにはマスクをし、他の方にうつさないようにしましょう(咳エチケット)。

溶連菌感染症や胃腸炎も引き続き流行中。
手洗い、うがいなどは共通した予防策になります。

投稿者 tsukada : 14:13

2011年01月27日

院内でウォーキング

 インフルエンザの流行が急速に拡がっています。小学校など次々と学級閉鎖になり、外来にもインフルエンザの患者さんが多くなっています。

 一昨年、ブタ由来の新型インフルエンザが発生した当時はずいぶん神経質な対応をしていました。修学旅行をとりやめたり、少しでも患者発生があると保育園、幼稚園、学校などを閉鎖したりしていました。家族に患者がいると出勤停止になったりもしました。

 今から思えば過剰反応だったわけですが、どれほどの強さのインフルエンザなのか、当初は分からなかったわけですから、ある程度は仕方なかったのでしょう。実際に、日本ではさほど大きな流行にならず、重症になる人が少なかったのも、こういった社会をあげての対応が功を奏したともいえます。

 医療機関の対応でもそうです。国内発生が初めておきたころは、新型インフルエンザは特定の医療機関だけでしか診療することができませんでした。しだいに流行が拡がり、「強毒性」ではないことが分かると、当院のような一般の医療機関でも診察できることになりました。

 しかし制約が設けられました。一般の患者さんと一緒になるのはいけないので、何かの方法で新型インフルエンザの患者さんを区分することです。時間帯を分けることは実際上は不可能でしょう。何しろインフルエンザの発症は急におきるものですから。

 待合室や診察室といった施設を分離するのがもう一つの方法。これも開業医のようなところでは、なかなか実施しにくいものがあります。

 当院でも既存の施設を分割することができず、思案した結果、全く別の施設を作りました。「隔離棟」です。玄関から始まり、待合室、診察室、処置室、トイレ・・すべてを完全に独立させた建物です。既存部分とは渡り廊下を造って行き来できるようにしました。

 この隔離棟が、今威力を発揮しています。インフルエンザらしいお子さん、検査でインフルエンザと分かったお子さんはこの隔離棟に行ってもらい、そこですべてのことを行います。

 来週にはもっとインフルエンザの流行が拡大することでしょう。もし隔離棟がなかったら・・当院の診療はパンク状態になってしまうかも。それなりの資金も使いましたが、隔離棟の役割を実感しているところです。

 隔離棟の診療には、もう1つの役割(?)があることに気付きました。私の常時使っている診察室から隔離棟の診察室までは片道約50歩、往復で100歩ほどになります。一日に何往復もします。10往復なら1,000歩、20往復なら2,000歩。そうとうな運動量になります。

 診察の際にはイスに座って、ほとんど体を動かすことがありません。頭と手は動かしていますが、足はジッとしたまま。午前と午後、数時間ずつ同じ姿勢をとっているのが、いつものこと。ときどきエコノミー症候群になってしまわないか、不安になることも。

 でも今は大丈夫です。適宜隔離棟への往復が加わります。私も運動にもなり、病気の予防にもなる・・隔離棟の隠れた効能です(^^;)

投稿者 tsukada : 18:29

2011年01月26日

冬の朝日

 久しぶりに朝日を見ました。今朝、自宅の2階から撮った写真です。

20110126071536.jpg

 ここしばらく雪の日がほとんど。こんなふうに晴れた朝は久しぶりです。

 朝出かけるのが早かったせいもあるかも。雪が積もっていると交通渋滞になります。いつもより30分ほど早く自宅を出ることも多かったです。

 夜が明け、朝になるのも遅かったですよね。7時近くまで真っ暗でした。

 でもこの写真の数時間後には雪が降り始めました。またもや、太陽の見えない世界に逆戻りです。

 次の週末にはまた大きな寒波が北日本を襲うそうです。十分に警戒していて下さい。

投稿者 tsukada : 23:32

2011年01月25日

インフルエンザ流行が本格化

 インフルエンザ流行がいよいよ本格化してきました。当院では昨日だけで23名のインフルエンザ患者さんを確認しました。月曜なので、週末に発症した患者さんも含まれていますが、それにしてもずいぶんと多い数です。

 市内の小学校などでは学級閉鎖が相次いでいます。外来患者さんの様子を見ていると、特定の地域に集中するようなことはなく、市内全域に流行が拡大しているようです。

 現在はまだ小学生が主。今後は乳幼児の発生が多くなるでしょう。高齢者も心配です。

 流行の拡大防止のためにも、熱や咳などのある方は必ずマスクを着用しましょう(「咳エチケット」)。手洗い、うがいなどもこまめに行い、予防に努めてください。

投稿者 tsukada : 08:18

2011年01月24日

毎日がオフロード

 雪国の道路は大変なことになっています。圧雪、凍結、深いわだち。消雪のための地下水が流されているところは大きくて深い水たまりになっているところもあります。

 車に表示される路面温度は0度からマイナス。ときには「ICE」と警告がでます。

 雪が強く降れば前が見えにくくなり、吹雪の夜はライトを消してフォッグライトとスモールランプだけで手探りのように走ります。

 毎日が悪路走破。ほとんどオフロードです。

 私も含めて、ほとんどの職員がマイカー通勤。来院する患者さんも、やはり大半が自家用車です。大変な思いをしながら運転していることでしょう。どうか事故などのないことを祈っています。

投稿者 tsukada : 19:00

2011年01月23日

今日も雪

 雪国の日曜は休日ではありません。自宅周りの雪かきという大切な仕事がまっています。

 私も今日は半日ほど汗を流しました。雪国の宿命とはいえ、けっこう大変な作業。いずれ歳をとったらどうなるかな、などと一抹の不安もあります。

 もともとあんまり体力のない私。ふだんは聴診器より重い物をもったことがない? だからスコップを持ち、雪をのける作業は重労働です。

 そんな私の大事な助っ人がこれ・・

20110123115835.jpg

 家庭用の小さなブルトーザーです。これなしには雪国での生活はできない?

 もっとも、このブルを操るにもそこそこに体力がいるので、やっぱり歳をとったら難しいかも。

投稿者 tsukada : 17:10

2011年01月22日

今週の感染症情報

●インフルエンザ↑
○溶連菌感染症
○胃腸炎
○おたふく↓
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△RS細気管支炎
△りんご病
×麻疹
×風疹
--------------
インフルエンザが流行期に入り、勢いがさらに増しています。
当院の患者数は先週の20名から今週は50名、2.5倍に。
いくつかの小学校などで学級閉鎖になっています。
来週以降、さらに急激に流行が拡大するかも。
十分に警戒をしていて下さい。

急な発熱があり、ぐったりしている場合にはインフルエンザが心配。
マスクをし、注意しながら早めに受診をして下さい。
他の方へうつさないような配慮も必要です。

日ごろから手洗い、うがい、マスクなどの励行を。
食事や睡眠にも気をつけて、体調管理をお願いします。

溶連菌感染症、胃腸炎が引き続き流行中。
おたふくかぜは減少傾向。
りんご病(伝染性紅斑)も見かけました。

投稿者 tsukada : 14:35

2011年01月18日

夜景

20110117211714.jpg

 当院に併設してある「わたぼうし病児保育室」です。夜、メインの看板をライトアップしていますが、冬空のもとで輝く様子がきれいだったので、写真に撮ってみました。

 看板の上にはこんもりと雪がおおっています・・まるで花嫁さんが白無垢を着たときに頭にかぶる「綿帽子」のよう。

 前面に雪の山ができています。風情があるでしょ、って言いたいけれど、駐車場に降り積もった雪を重機でどかしてできたもの。そう聞くと興ざめですね。

 新潟では毎日雪が降り続いています。雪がとけ、春がやってくるのはまだまだ先。今からもう待ち遠しいです。

投稿者 tsukada : 13:28

2011年01月16日

一斉雪かき

20110116101209.jpg

20110116103540.jpg

 市内にある実家の雪かきにも行ってきました。家の前の市道にたまった雪を、融雪用の水路に落として流す作業です。

 家の前部は雁木(がんぎ)という通路になっています。クラシックなアーケードとでもいえば分かりやすいでしょうか。雪が降っても、雁木を使えば自由に行き来できます。

 その雁木の上に積もった雪も下ろしました。小一時間ほどの作業・・ちょっと疲れましたが、すっきりして嬉しくなった休日でした。

投稿者 tsukada : 17:38

雪すっぽり

20110116093508.jpg

 今日の新潟はすっかり雪に埋もれています。静かです。

 仕事のない休日(へんな表現ですが、仕事のある休日?が大半です)なので、のこままのんびり一日過ごせれば、良い骨休みになりそう。

 でも、雪かきという大切な仕事が待ってます。ちょうど良い運動になると思って、汗を流してくることにしましょう。

投稿者 tsukada : 17:36

2011年01月15日

今週の感染症情報

○溶連菌感染症
○胃腸炎
●インフルエンザ↑
○おたふく
○マイコプラズマ
△水ぼうそう
△RS細気管支炎
×麻疹
×風疹
--------------
インフルエンザの流行がいよいよ始まってきました。
先週までの状況から、新潟県内も「流行期」に入ったと発表されています。
当院の様子からも、今週はさらに増加。
市内の小学校で学級閉鎖も行われたとのこと。
気候も厳しく、今後数週間は大きな流行になってくる可能性があります。
十分に注意をしていて下さい。

手洗い、うがい、マスクなどの励行を。
食事や睡眠にも気をつけて、体調管理をお願いします。
もし発熱があり心配な時には早めに受診を(マスクをし、必ず医療機関での指示に従って下さい)。

溶連菌感染症、胃腸炎、おたふくかぜも引き続き流行中。
水ぼうそうはやや減少です。
RSウイルスによる細気管支炎が乳児でときどき見られています。

投稿者 tsukada : 12:44

2011年01月14日

大雪

 厳しい季節です。今週はずっと雪。

20110114072420.jpg

 今朝、我が家の庭を撮った写真です。すでにすっぽりと雪に覆われています。風のない夜に、ハラハラと粉雪が降り積もった様子がよく分かると思います。

 午後からまた雪になっています。しかもけっこう多めに。医院の外はすでに真っ白。その雪の深さもしだいに増しています。

 今のところは交通の支障は起きていないようですが、今夜からは道路の除雪も間に合わなくなるかも。外来の来られる患者さんが少なめなのも、交通事情が関係しているのでしょう。

 こんな悪天候の日に通院するのも大変。当院ではほとんどの方が自家用車でやってこられますが、くれぐれも運転には気をつけて下さい。

 明日からは大学入試のセンター試験。「国民行事」となっているテストですが、お天気が心配です。大雪のところも多いことでしょう。会場に向かうだけでも疲れてしまうかも。でも全力を出し切れるよう、頑張って下さい。

投稿者 tsukada : 18:00

2011年01月12日

インフルエンザ流行期に

 インフルエンザの発生が少しずつ増えています。当院では昨日と今日の2日間で8名の患者さんを確認しています。

 本日届いた新潟県の感染症情報(週報)によれば、県内も「流行期」に入ったとしています。流行の目安としている1医療機関、1週間あたり「1名」を越えて、先週は「1.94名」だったのがその理由です。(当院からは先週は7名と報告しています)

 いよいよやってきそうです、インフルエンザの本格的な流行が。今週から学校や幼稚園が始まり、子どもたちが集団生活を始めているので、やはり来週以降、どんと大きな波がやってきそう。

 こんな予想は当たらない方がいいにきまっていますが、でも準備はしておかなくては。診療の体制もそうですし、心づもりも。受けてたつ構えは十分です。

 当地ではここしばらく大雪になりそう。厳しい気候の中でインフルエンザが大流行になるというのはとても大変なことです。少しでも発生数が少なくなり、また重症にならないよう、お一人お一人の対応を十分にお願いします。

 手洗いやうがいの励行、十分な栄養や休息をとること、人混みへはあまりでかけないことなど、日ごろからの予防に注意をしていて下さい。

 またもし急に発熱するなど、インフルエンザにかかったように思えるときにはマスクをし、他の人にうつさないように配慮して下さい。

 昨シーズンの新型インフルエンザの流行を、日本は比較的小さなものにすることができました。それは以上のような予防策がうまくいっていたからでしょう。あのときの危機感を思い起こしていただき、ご家庭での対応を今一度ご確認し、実行して下さい。

 大流行はもうすぐそこまでやってきています!

投稿者 tsukada : 17:14

2011年01月11日

今日から3学期

 今日から学校などでは3学期の始まったところが多いことでしょう。お母さん方にとっては長い冬休みだったことでしょう。お疲れ様でした。

 当地では大雪の中での登校になりました。雪道を大きな荷物(宿題?)をかかえて歩いて行く子どもたちを、通勤途中の車内から見かけました。

 これからますます厳しい季節です。体調に十分気をつけていただくとともに、交通安全もお願いします。

投稿者 tsukada : 23:59

2011年01月09日

薪運搬車

20110108144559.jpg

 これは私の愛車。大きめのラゲージを持った四輪駆動車ですが、今の季節は薪運搬車に変身です。

 たびたびこの「院長ブログ」に登場していますが、我が家の暖炉は薪ストーブ。冬は大活躍しています(冬しか出番がありませんが)。暖房だけでは物足りず、最近は料理分野にも進出したのは以前にお話したとおりです。

 薪は医院近くにおいてあります。帰宅する時はラゲージいっぱいに薪を積んで帰るというわけです。

 黄色い箱は「収穫箱」としてうられているもの。これに薪を入れて運んでいます。

 一晩で3〜4箱ほど使います(休日はその倍以上)。それが毎日ですから、一冬ではけっこうな量になりますよ。

 そんな我が家になくてはならない薪を運んでいるのが私の愛車。ラゲージの下にダンボールを敷き、ホコリまみれになりながら頑張ってるマイカーは、カッコいいですよね。

 でも自動車屋さんにはやや不評。薪を運ぶんだったら、別に軽トラを買ったらどうかと勧められました。あの車に薪は似合わないかな?(~_~;)

投稿者 tsukada : 12:27

2011年01月08日

今週の感染症情報

◎おたふく↑
○溶連菌感染症
○胃腸炎
○マイコプラズマ
○水ぼうそう
▲インフルエンザ
×麻疹
×風疹
--------------
年末年始の休みが終わり、また小児科外来は感染症でにぎやかです。
おたふくが昨年来引き続き流行中。
中には髄膜炎などの合併症をおこしている子もいます。

溶連菌感染症、胃腸炎も引き続き流行中。
おそらく春まで続くでしょう。

インフルエンザが少しずつ発生。
全国的にも増加中とのこと。
来週以降、学校などが始まると一挙に大きな流行になるかも。
十分に注意をしていて下さい。

本年もこのような形で、子どもたちの間で流行している感染症について情報をお伝えしていきます。
どうぞ参考にして下さい。

投稿者 tsukada : 13:59

2011年01月06日

明日は早起き

 雪が降り始めました。今日は「小寒」。やはり気候は厳しさを増しています。

 ニュースでは青森などですでに大雪になったと報じています。ここ新潟も山沿いで大雪になっています。近くの高速道路は、雪のために動けなくなったトラックがいて閉鎖されました。

 今の時間、我が家から外を見ると薄っすらと白くなっている程度。でも、きっと朝までにはそうとう雪が降り、積もっているんじゃないかな。

 こんな日は早く寝るに限ります。きっと朝早くから自宅前の除雪をしなくてはいけないでしょう。

 それに朝の通勤のこともあります。雪の日はゆっくり走りますし、みんな早めに自宅を出てくるからです。

 雪国ですから雪は降るのはとうぜん。明日は朝早くから道路除雪のためにショベカーなどが動き回っていることでしょう。

 道路の除雪はしっかりしていますが、それでも完璧ではありません。道路脇に押しのけられた雪を始末しなくてはいけませんし、予想以上に雪が積もっているかも。

 これから冬本番。そして雪も本番。早起きし、出勤前に汗をかく日が続くことでしょう。

投稿者 tsukada : 23:59

2011年01月05日

インフルエンザ発生!

 インフルエンザの患者さんが少しずつ出ています。昨日から5名ほど。いずれも冬休み中に出かけていたり、親戚や家族の人からもらったようです。

 まだ数は多くありませんが、でも気になります。来週以降、学校や園が始まり、子どもたちが集団で過ごすようになると、一挙に感染が拡がる可能性があります。

 1月中旬くらいからインフルエンザの流行が急に始まるのは例年のこと。昨シーズンは秋に新型インフルエンザが流行し、1月にはむしろ下火でしたが、それは例外中の例外。やはりこれからが本番です。

 十分に心して診療にあたらなくてはいけないと、少々年末年始休みで気が緩んでいた自分を戒めているところです。

 これからが冬の厳しさも本番。体調管理、マスク・手洗い・うがいの励行など、皆さんも十分に注意していて下さい。

 新型インフルエンザ流行の際に日本でさほど重症者がでなかったのは、それなりの対応ができていたから。何もしなければ、その結果は明らかでしょう。慢心は重大な事態を引き起こすに違いありません。

投稿者 tsukada : 23:56

2011年01月04日

仕事始め

 今日からまた一年が始まりました。仕事始めです。今年初めての外来を終え、年末年始の間にたまっていた仕事も片付けたところです。

 救急患者さんが多い小児科では週末のお休みくらいでも、その休み明けは混雑するもの。比較的長期の休みになるとなおさらです。

 この時期はいろんな感染症がはやっていて、どうしても患者さんが多くなります。今日も外来はバタバタした一日でした。

 今年もまた一年・・きっとこんなふうに慌ただしくしていることでしょう。時にはゆったりとした診療をしてみたい、余裕をもって仕事をしたいなどと思うこともありますが、小児科ではそれは無理な注文。それが小児科、それが小児科医・・そんなふうに観念?しています。

※「こども通信」今月号をアップしてあります。どうぞお読み下さい。

投稿者 tsukada : 20:58

2011年01月02日

新年明けましておめでとうございます

 謹賀新年。2011年・・新しい年が始まりました。

 この一年が皆さんにとって、より良い年になることを心よりお祈りいたしております。

 年末年始は各地で大荒れでした。特に鳥取では数百台が雪道で立ち往生するなど、大変な思いをされた方も多かったことでしょう。

 ところが雪国であるここ新潟ではほとんど雪は降っていません。年末までに積もっていた道端の雪も溶けてしまったほど。

 ニュースの映像を見るたびに、日本列島が南北逆さまになっているような錯覚に。いったい日本はどうなっているのか、不可解です。

 今年がどんな年になるのか・・この天候からは大波乱があるのかも。それも想定外の。

 何はともあれ、どんな状況にあっても自分を見失わず、進むべき道を進んで行きたいと願っています。

 では、今年もこの「院長ブログ」をどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 tsukada : 21:13