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2009年10月19日

新型インフルエンザ予防接種

 本日、当院においても新型インフルエンザ予防接種を始めました。といってもまずは私たち医療間関係者だけですが。

 予防接種についての情報が、私たちの現場にも不足しています。先週、当院へのワクチン割り当て数が通知されたあとも、実際にワクチンがどの問屋と通して、いつ届くのか分からず、やきもきしていました。

 今朝になって保健所と、担当する問屋から連絡があり、昼過ぎに新型インフルエンザワクチンが到着。そしてさっそく、一部の職員に対してですが、接種を行いました。もちろん私も含まれています。

 国の接種スケジュールで最優先とされたのが医療関係者です。新型インフルエンザの患者さんと接することが多くなるという意味で「感染を受ける危険性が大」。そして、もし発症すると診療に差し支えるという意味で「社会的に予防する必要性も大」だというのがその理由です。

 そして、実はもう一つ大きな理由があります。これはおおっぴらには国は何も言っていないのですが、安全性の確認のためです。この新型インフルエンザワクチンは、これまで存在していなかったもの。少数の方に接種して一応安全らしいということは分かっていますが、多くの人たちに安心して受けてもらうほどの十分なデータがまだないのです。

 そこで、健康成人である医療関係者に大規模に行い、データを集積し、安全性を確認しようというのが、隠れた目的になっています。もしも重大な副作用が多発するようなら、一般の方への接種は中止することもありえます。

 もっとも、ワクチンの製造方法は従来の季節性インフルエンザワクチンと同等の方法をとっているため、直ちに大きな危険性があるというわけではありません。念のためということなのでしょう。

 今日私の体の中に、新型インフルエンザワクチンが入っていきました。これからどんなふうに抗体ができていくのか、楽しみです。その様子が見えないのが残念なくらい。

 もちろんワクチンが万能だとも思えません。予防接種を受けていても発症することもあるでしょうし、思いがけず重症になることもあります。やはり基本は日ごろからの細かな注意を怠らないことになりますね。

 来月からは「基礎疾患のある方」や「妊婦さん」への接種が始まります。「1歳〜小学3年生」は12月後半から・・順次、対象が拡がっていきます。行政などからもその時々で広報がありますし、当院でも適時ご案内をいたします。

 このHPなども利用しますので、ときどき見にきてください。まずは今週中に、12月後半からの日程と、予約のとり方をご案内いたします。

投稿者 tsukada : 2009年10月19日 22:42