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2007年03月16日

修学旅行の顛末

 今週は修学旅行に出かけた中学生が多かったようです。先日の「院長ブログ」にも書きましたが、インフルエンザの流行と重なり、不幸な経験をしたお子さんも少なくありませんでした。

 直前にインフルエンザにかかり、参加を断念してもらった中学生・・もうすっかり良くなっていました。ドクターストップをかけたわけですので、恨んでいたかもしれませんね。頭では不参加の理由が分かっても、気持ちはまだ穏やかになっていないかも。いずれは分かってくれるときがくるでしょう。

 修学旅行の初日に発症し、翌日“強制送還”になった子もいました。親御さんが迎えにいかれたのでしょう。受診時には高熱になっていて、しっかりインフルエンザにかかっていました。

 宿泊先で発熱した中学生もいました。とりあえず診察を受けていますが、その時はインフルエンザ検査で反応なし。でも、帰省して当院に受診した時は検査は陽性。つまり、やはりインフルエンザでした。このお子さんは、最後までみんなと一緒にいられたようですが、本人もその周囲も大変だったことでしょう。

 3月中旬と言えば、西日本では初春といったイメージがあります。修学旅行にはとても良い季節なのでしょう。でも今年はおかしな気候が続いています。今のほうが、1月や2月よりも雪が降り、寒さも厳しいような印象です。

 そこに“季節外れ”のインフルエンザ大流行。今年に限っては、就学旅行も時期を間違えてしまったようです(その責任が学校にあるという意味ではありません)。

 来週には3学期が終わりになってきますので、インフルエンザの流行も峠を越えてくれるのではないか、などと淡い期待を抱いています。そして、もうこれ以上流行させないでもいいでしょう、インフルエンザ・ウイルスさん! 何とかしてちょうだい!!

投稿者 tsukada : 2007年03月16日 23:28