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2005年07月05日

薄着の手本

昨日の「薄着のすすめ」の取材の中で話したことを紹介します。

薄着はむしろ肌を丈夫にし、体を鍛えてくれる・・
その一番は“女子高生の生足”かも。
短いスカートは、雪国も冬でも見られます、当たり前のように。
ストッキングをはくこともなく、下肢のそうとうの部分を露出しています。
寒くないはずはありません。
でも、それがおしゃれだと思っているのか、そうしないことをダサイと思っているのか、やめる様子もありません。
上着はコートを着て、襟巻きをし、帽子や耳当てをしているのに、足だけは寒風にさらされています。
それでも平気。
太ももまで露出しているわけですから、体表面積の2、3割は直接外気に接していることになるでしょう。
そこから奪われる熱損失は、そうとう多いはずです。
きっと寒いと感じてはいるのでしょうが、でも、がんばっています。
我慢比べのよう。

一方で、そんな女子高生が風邪を引きやすいとか、病気になりやすいといったデータはないようです。
印象ですが、むしろ活発にしています。
オジさんが心配する必要は全くないくらいに、元気そうです。
オバさんが眉をひそめることもないくらいに、彼女たちにとっては自然なことのようです。

そして、皮膚を寒さにさらすことで、かえって健康になっているのかもしれません。
そうであるとしたら、彼女たちから学ぶこともあるということになります。
乳幼児への「薄着のすすめ」のお手本が、女子高生のミニスカート+生足にあるというのは、面白いですね。

(この話は、きっと活字になることはないでしょう)

投稿者 tsukada : 2005年07月05日 23:03

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