暑中お見舞い 申し上げます
毎日暑い日が続き、日本列島が「発熱」状態・・
参議院選挙も終わりましたので、少しクールになるといいですね。
今月の通信をお届けします。なお、今月9日〜15日は夏休みをいただきます。
医院を不在にするため、HPの更新、メールの送信もお休みです。
よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今月の話題
●これからの日本・・
●短信
●夏の過ごし方
●保育園の暑さ対策十分に
●乳幼児医療費助成は国の制度で!
○8月の感染症情報
○8月の予定−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
毎日暑い中、子どもたちの歓声が聞こえてきます。でも熱中症やとびひなどのトラブルがおきないよう、暑さ対策も忘れずに。
暑い夏を上手に過ごして下さい。
■これからの日本・・
参議院選挙が終わり、小泉首相の「聖域なき構造改革」の路線が信任されました。これから日本は、政治も経済も大きな変化の嵐にもまれることになりそうです。
でもお願いがあります。福祉や医療も例外ではないということですが、その特殊性も十分に考慮していただきたい。高齢者や病人という「弱者」が、簡単に切り捨てられては困ります。
日本は「国民皆保険」といって全ての人が保険に入っています。そして比較的安い負担で、日本中どこでも同じサービスを受けられます。このような制度があるのはほぼ日本だけです。財政的な検討は必要ですが、医療や福祉を受けづらくなるような「改革」は困ります。(日本の医療費が年間30兆円で、その伸びが大きいと問20数兆円の産業です。)
子育て中の若い世代への支援もそうです。目先のことではなく、日本の将来をどうするのかといった大きな視点で政治を動かしていっていただきたいと願っています。
■短 信
■今年のインフルエンザ予防接種は、10月下旬より行います。予約は9月10日より受け付けますが、申し込み用紙などの配布を今月より始めます。ご協力をお願いします。
■夏の過ごし方
夏は子どもたちが元気良く遊ぶ時。思いっきり体を使って、普段できないことをいっぱい経験してほしいと思います。
●水の事故
海水浴やプールなど、水と親しむことが多いですね。でも、ほんのちょっとした油断でも溺水の事故がおきてしまうかもしれません。とくに小さなお子さんからは目を離さず、あるいは手を離さずにいて下さい。
また、家の周りなどで危険なところがあれば近寄らないように話をしたり、事故にならないような対策をとることをお願いします。●熱中症
焼き付く太陽のもとで遊んでいると、とても健康そう。でも、熱中症にはならないよう、十分気をつけて下さいね。また、紫外線は「有害無益」。現在は、できるだけ浴びないことが大切だとされています。
お昼前後(午前10時頃〜午後2時頃まで)は紫外線などの量がとても多く、本当はあまり外出をおすすめできません。外にいるときは帽子をかぶり、できれば日陰・木陰を選んで下さい。最近では乳幼児用の紫外線カット・ローションも市販されています。また、水分を十分にとることも必要です。
●食中毒
夏は食べ物が傷みやすく、食中毒の件数が増えてきます。
一般的なことですが、新鮮な食材を早めに使い、できるだけ生ものは避けて加熱は中まで通るよう十分に。手や調理器具は清潔に、作ったものは早めに食べることも大切です。
病原性大腸菌O157による食中毒も発生しています。とくに牛肉は中までしっかり火を通してください(75度1分間で菌は死滅します)。最近では、牛たたきやレバ刺しで発生しています。生に近い形で牛肉を食べるのは、やめましょう。●皮膚のトラブル
あせも、虫さされ、日焼けなどのほか、やはりとびひ(膿痂疹)が問題です。汗でべとべとしてると少しのとびひでも一挙に広がります。昼間にもシャワーを使ったり、きれいな水でプール遊びをして、いつも肌がきれいな状態でいられるといいですね。
またクーラーも上手に使うなどして、暑い夏を乗り切って下さい。
■保育園の暑さ対策十分に
連日、体温を超えるような猛暑が続いています。大人の私たちでも気分が悪くなったりしますが、子どもたちやお年寄りはよほど注意をしていないと熱中症になりかねません。
小児科外来でも、こんなお子さんがいました。保育園で熱がでたといってお母さんが呼ばれ、あわてて連れてきたのですが、診察のときには全く症状がなく、元気もいい。どうやら、冷房の効いた待合室にいて、平熱に戻り、体調も良くなったようです。軽い熱中症でした。
その方にお話を聞くと、3歳未満児の保育室にもクーラーどころか、扇風機もないという。最近になって、親からの要望で麦茶が自由に飲めるようになったそうです。これでは熱中症に陥る子どもが出てもおかしくない状態です。
保育環境が劣悪だといって民間のベビーホテルが問題になっていますが、普通の保育園でも、暑さに対する対策は十分でしょうか? 事故が起きてからでは遅いのです。園の設置者は人命に関わるという意識をもって、直ちに対処すること、自治体は緊急に調査し、必要に応じて指導することを強く望みます。
<新潟日報7.28掲載>
■乳幼児医療費助成は国の制度で!
乳幼児医療費の窓口負担は3割ですが、それを軽減する制度が全ての都道府県と全ての市町村で設けられています。しかしこの助成制度が各自治体独自の制度であるため、内容やレベルはまちまちです。
新潟県の外来のようにゼロ歳のみとするところ(9月より2歳児までに引き上げ予定)がある一方で、最近は就学前まで手厚く助成するところも多くなりました。あるいは同じ県の中でも、隣の市町村でずいぶん変わることもあります。つまり、住むところにより著しい不公平が生じています。
これまで国は、こういった自治体の動きに知らん顔をしていました。しかし、この6月に参議院本会議で、「乳幼児医療費の国庫助成」を求める国会決議が全会一致で採択されるなど、「流れ」は変わってきています。国が新しい制度を作ることで、公平さや、自治体の負担軽減を一挙に解決することができます。
ぜひ、「子どもたちに優しい政策」を実行して下さい!
■8月の感染症情報
先月(7月)は、この冬に始まったおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の流行がいぜん続いていました。県内では上越地域だけが突出しています。夏休み以降は少しずつ終息に向かうのではないかと思っています。
その他では、水ぼうそう(水痘)は小規模の流行を繰り返していますが、溶連菌感染症、嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)などはぐっと少なくなりました。
夏といえばいくつかのウイルス感染症が流行するものなのですが、ヘルパンギーナがやや目立つ程度で、プール熱は散発的に少数だけ、手足口病はまったく見かけていません。
今年はとりわけ暑さが厳しいためか、とびひ(伝染性膿痂疹)が多く発生しています。中にはなかなか抗生物質の効かない子がいて、治療に苦慮しています。普段から皮膚を清潔にしていて、とびひにならないように注意し、もしなったら早めに受診して軽くすませるようにして下さい。
また、夏場は食中毒や熱中症などをおこさないよう、普段からの健康管理にも十分気をつけていて下さい。
■当院から [感染症情報] を毎週お伝えしています
■TEL0255-44-7722(無料、毎週末に更新)
■FM−J(エフエム上越76.1MHz)=金曜13:30〜
■上越有線放送=月曜18時〜
■ホームページにアップロード
■i-Mode携帯へ送信(無料、毎週金曜ころ)
■8月の予定
■院長出務
・上越休日急患センター 26日
・上越市乳幼児健診 22、29日
■有線放送「健康ライフ」 18日朝6時〜
「夏〜秋の健康管理」
■FM-J「Dr.ジローのこども健康相談」
月曜午前9:15頃〜(76.1MHz)
・第1週=子育てアドバイス
・第2週=子どもの病気
・第3週=予防接種
・第4週=事故予防
(第5週=Q&A特集)
■お知らせ
8月9日(木)〜15日(水)まで夏休みをいただきます。
この間は「わたぼうし病児保育室」もお休みです。
どうぞよろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|
トップへ |
ページへ |
のトップへ |