新年度が始まりました。
暖かい日差しの中、新しい制服を着た子どもたちの姿がまぶしいです。塚田こども医院から4月のお便りです。
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今月の話題
●新入園・入学、おめでとう
●6月から病児保育室
●短信
●入園後の生活・・ぜひワクチンを
●乳幼児医療費、大きな格差!?
○事故予防のヒント(8)
○4月の感染症情報
○4月の予定−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■新入園・入学、おめでとうございます
新年度に入り、ピカピカの新入園児や一年生の誕生ですね。入園・入学、おめでとうございます。
子ども達は、これまでの生活から一変します。子どもなりに大変な思いをしていることでしょう。外で頑張っている子ども達を、家庭では暖かく見守ってあげて下さい。
新しい場所へ行ったり、見知らぬ人との出会いは、とても緊張します。私も子どものころ、隣のクラスには「怖くて」入ることができませんでした(今でもそうです)。そんな私を父母は何をするではなく、そっとしておいてくれました。今から思うと、それで癒やされていたのでしょう。
また大人の目からは、子どもの様子がまどろっこしかったり、どうして?と思うこともありますが、そこは人生の先輩。大きな愛で包み込んでほしいです。
家庭は楽しいところ。あまり小さな事に目くじらをたてず、一日の緊張から解き放たれ、ゆったりとした気分でいられるといいですね。
子育てには「ほめる」ことが大切。でも、ただ言葉を並べ立てればいいのではなく、根本はその子を「認める」こと。自分の存在が肯定され、家族の中で大切にされているという実感を持つことが、子どもの心を大きく育てます。お子さんに声をかけるとき、そんなことも気を付けて下さい。
■6月から病児保育室
子育て支援の一つとして、当院で病児保育室を開設するよう検討してます。6月には始められるように準備を始めました。現在、それを担当していただく保母さん(保育士)を募集中です(2名、4月15日面接)。
■短 信
◆いつも待合室を明るく飾っていただいている小野裕子先生の作品展が、ぬっくもっく(上越市本町5、電話0255-24-3299)で開かれます(今月13日〜30日)。すてきなお人形に出会えます。どうぞご覧になって下さい。
◆今月のポリオ予防接種(任意)は28日(土)です。
◆FM-J(エフエム上越)で、子どもの健康・病気などについて毎週お話をすることになりました。よろしかったらお聞きになって下さい。(「今月の予定」参照)
◆この「通信」をFAXでお送りします(無料、毎月も可)。ご希望の方は医院までご連絡下さい。
■入園後の生活・・ぜひワクチンを
子どもの病気の代表は、ウイルスや細菌によってひきおこされる感染症。その大部分は、人から人にうつっていく伝染病です。
子ども達が保育園、幼稚園に入ると、実にいろんな感染症をもらってきます。鼻水、咳、熱といった普通の風邪症状が、たえまなしに続くことになります。
入園までの家庭や地域の中での生活は範囲が限られていて、それほど風邪などをひくことはありません。周りの大人も、いろいろと気を付けています。しかし、そんな子も入園と同時に、次々と感染症の「洗礼」を受けることになります。(半年ほどは、しょっちゅう休むのを覚悟して下さいとお話ししています。)
風邪を予防するのは、なかなか難しいです。手洗い、うがいなどをお願いしていますが、とてもそれだけは十分ではありません。注意していても、やはりかかってしまいます。
しかし、いくつかの感染症は確実に防ぐ手段があります。それが予防接種です。市町村で行っている予防接種のうち、とくに麻疹(はしか)は必ず必要です。1歳すぎに受けているはずですが、もう一度母子手帳で確認して下さい。(日本では次第にルーズになってきていますが、アメリカでは必要な予防接種を受けていないと入学できないほど厳しく対処しています。)
このほかでは、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)もワクチンがあり、受けておくことでかからないか、かかっても大変に軽くすませることができます。これらは希望者だけが受ける任意接種で、費用もかかりますが、とくに共働きなどでお子さんにあまり休んでほしくないようでしたら、強くおすすめします。
また、園や地域でどんな感染症が流行しているかという情報を知っておくことは大切。それによって、早めの対処ができます。当院から地域での流行状況を、いくつかのチャンネルを使ってお知らせしています。また園での様子は、園からのお知らせや、お母さん方の会話から知ることができ、とても参考になります。
■乳幼児医療費、大きな格差!?
先月号に既報のとおり、今年9月から新潟県の乳幼児医療費助成制度が拡大します。外来では0歳児だけだったものが2歳児まで対象になります(入院は2歳児までが3歳児までに。いずれも1歳児以上は親の所得制限あり)。
しかし、他の都道府県でも拡充の動きが盛んです。外来については、6歳未満または就学前の子どもたちが全て対象になっているのは、これまでは秋田だけでしたが、今年度中に、山形、福島、東京、兵庫、香川が実施に踏み切ります。新潟の歩みが遅いうちに、他はもっと先を行っている感があります。
県内でも市町村ごとに制度の「上乗せ」をし、子育て支援に取り組んでいます。近くでは、今月から板倉町が外来・入院とも就学前までを対象に、所得制限なしで実施します。新井市は9月を今月に前倒しして実施します。
上越市では、入院はすでに就学前まで所得制限なしで行っていますが、外来については、年齢の上乗せはしないとのことです(ただし所得制限はなしに)。
また、窓口負担の額も、全国的には無料のところが多く、本県の制度も近い将来見直す必要があるといえます。これについても、新井市では0歳児についてはこれまでも負担をゼロにしていました。
このように、制度が進展するに従い、ますますその格差は広がっています。どこに住むかで子育ての経済的な負担がずいぶんと違うわけで、大いに考えさせられる問題です。(いずれ、「子育てをするのは○○がいい」というランキングがされるかも・・)
■事故予防のヒント(8)
自動車に乳幼児を乗せるときは、必ずチャイルド・シートを着用して下さい。生まれてからすぐに習慣づけを。法律上の義務でもあります。
■4月の感染症情報
先月(3月)は、前半にインフルエンザの中規模の流行がありました。例年と違い、ずいぶん遅いスタートで、規模も小さく、下旬にはほぼ終息しました。これは全国的な傾向でした。
水ぼうそう(水痘)が前半に多かったのですが、こちらも次第に少なくなってきました。おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の発生は下旬にまたぶりかえし、新年度に持ち越しそうです。
嘔吐下痢症(ウイルス性胃腸炎)は同じペースで発生していましたし、溶連菌感染症もなかなか少なくなりませんでした。はしか(麻疹)の発生はありませんでした。
感染症ではありませんが、スギによる花粉症が3月下旬に「猛威」をふるいました。当地では例年4月末まで花粉の飛散がありますので、引き続きご注意下さい。
当院では、毎週の感染症情報をお伝えしています。とくにi-Mode携帯を使った方法は、医療雑誌などでも紹介され、注目されています。ご希望の方は、メールなどでお知らせ下さい。
■当院から [感染症情報] を毎週お伝えしています
■TEL0255-44-7722(無料)
■FM−J(エフエム上越76.1MHz)=金曜13:30〜
■上越有線放送=月曜18時〜
■ホームページにアップロード
■i-Mode携帯へ送信
■4月の予定
■院長出務
・上越市休日診療所 21日
・上越市乳幼児健診 11、18、25日■有線放送「健康ライフ」 21日朝6時〜
「新入園児の健康管理」■FM-J「Dr.ジローのこども健康相談」
月曜午前9:15頃〜(76.1MHz)
・第1週=子育てアドバイス
・第2週=子どもの病気
・第3週=予防接種
・第4週=事故予防
・第5週=Q&A特集
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