| プラトニック・セックス | |
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飯島 愛 |
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小学館(2000.11刊) |
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1,300円(税別) |
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?(文芸書) |
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この本を「書斎」欄に入れるのは、ちょっと躊躇していました。でも先日、中学での性教育の参考書として紹介しましたの、もうふっきれました。 この本を買った動機は・・「帯」です。中年のオジサンが好きそうな話だなという単純な(イヤらしい)不純な気持ち(?)。でも読んでみて、けっこう面白い! 何がって、いろんな「遍歴」が・・そこはおいておいて、とっても大切なことに気づきました。 それは、「自分に自身をもてない子は、性的な非行に走りやすい」という「定説」です。実は昨年、「子どもの心相談医」のための研修会を受けてきたのですが、その中でこの言葉がひっかかっていました。非行に陥りやすいのは分かりますが、どうして「性的な非行」なのか。それが、彼女の本を読んでよ〜〜く分かったのです。 自分を心の底から、無条件で愛してくる親がいて、まったくの無防備でも安心で安全な家族というものがあり、そして、自分らしさをしっかりともって、自分の今をしっかり肯定的に捉えることができる。そして、自分と自分のいる社会に対して、明るい希望と生き甲斐を見いだすことができれば、その子の成長には何の心配もないでしょう。 でも・・そうでなかったら、自分をしっかりと包み込んでくれる異性を求め、それが刹那的だとは分かっていても、文字通り裸通しの接触と抱擁を求めようとするのではないでしょうか。厳しい家庭に育ち、自分に自身を持つことのできなかった(自分の存在を肯定することができなかった)飯島 愛が、多くの男性とのセックスで、その満足できない気持ちを満たそうとしたのは、当然の帰結でしょう。 彼女は最後にはきっと家族の大切さに気づいたのでしょう。そんな彼女を受け入れるまでになった家族を嬉しく思います。 この本の題名を、「精神的な」「心からの」という意味の「プラトニック」とつけているのは印象的です。彼女が求めても得られなかったものなのでしょう。(セックスとつけたのは、オヤジねらい?) |
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2001.11.8 |
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