2008年09月05日

辞任会見を見て(2)

 福田首相の辞任会見はその内容もとくに注目すべきものはありませんでした。生涯の大舞台になるわけですから、それなりのものを作り、伝えてくれればいいのに。日本の政治家は、自分のメッセージを伝えるのがヘタですね。

 前半で民主党に対して苦言を呈していたのはどうなんでしょうか。衆議院で絶対多数の議員を持っている自民党と公明党は、参議院では少数政党。与党の意志通りに事が運ばないことは、就任の時からすでに分かっていたこと。

 しいていえば、民主党代表の小沢氏との間で「大連立」するという“密約”があったにもかかわらず、ホゴにされたという恨みがあったのかもしれません。そうであれば、そのことをハッキリと言えばいいのに。

 自身の力不足から首相の座を降りることになったにもかかわらず、謝罪の言葉もなし。さらに他人に責任を押しつける・・。聞いていて不快な気持ちになりました。

 きっとプライドが高いのでしょうね。だから“負け”や“失敗”を認めたくない。トラブルの原因は自分にはなく、他にあるのだと言い訳する。

 残念ながらもともとトップリーダーになる資質はなかったのでしょう。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年09月04日

辞任会見を見て(1)

 福田総理の辞任会見を、テレビを通してリアルタイムで見ていた中で、気になることがいくつかありました。

 誰に向かって話をしていたのでしょう。確かにあれは「記者会見」ですから、マスコミの記者たちに向かって会見をするということに何も間違いはありません。形式的には全くそうです。

 でも、それを見たり、聞いたり、読んだりする国民がいることをお忘れではなかったのかと。私のようにテレビを通してライブで見ている人達もそうとういたでしょう。その後のテレビニュースや新聞などで、時間は多少おいても、会見で語られた言葉を知ることになる国民も、また多数いました。

 福田総理は記者に語るのではなく、国民に語りかけるべきでした。言葉使いもそう。視線もそう。最後に感謝の言葉を「記者に向かって」はしましたが、国民に向けての言葉は聞けませんでした。まして、突然の辞任に対して謝罪の言葉はなかったように思います。

 在職中に(これではもうすでに辞めてしまったかのような言い方ですね)「消費者の目線」が大切だといい、「消費者庁」を作るんだと意気込んでいたのは何だったのでしょう。こんな大切な会見で、国民に丁寧に話しかけることができないということは、言っていたのがただのポーズだった、ということなのでしょうか。

 太田農水大臣が「日本は消費者がうるさいから・・」と本音(?)を語って、ずいぶん批判されました。あれだけ「うるさく」批判されても、発言を撤回しなかったのだから、本当に本心を語ったのだと思います。そんな正直さがあの方のウリだという話もありますが。

 太田氏の話を持ち出すまでもなく、結局政治家たちは言葉では「国民のため」と言いながら、実態はそうではないということを、見事に私たちに教えてくれているのでしょう。

 いずれ総選挙が行われるようですが、政治家や政党の選挙対策だけの発言や提案には十分に警戒していかなくては。

 話は長くなりましたが、総理の会見を見ていて感じたことの第一点は「国民に向けて話ができない」ということを教えてくれたことです。

 続きはまた明日以降に。

投稿者 tsukada : 23:59

総裁選へ

 福田総理大臣が辞任することになり、自民党は総裁選をすることになりました。ニュースでは誰が出るとかでないとかの話ばかり。

 政策の違いがあるのか、国や国民のために(決して党や党員のためではない!)リーダーシップをしっかりと発揮する素質があるのか・・そんな政治家としての根本的な部分はちっとも語られていないように思います。

 誰が自民党の総裁になれば選挙に勝てるか、民主党にダメージを与えられるか・・低次元の発想だらけです。

 マスコミの興味も、誰が総裁戦に立つのかという点にあるのでしょうね。普通のニュースなのに、まるでワイドショーのようになっています。ゴシップネタと同じレベルなのかも。

 自民党のねらいもそこにあるのでしょう。総裁選を盛り上げ、マスコミにいっぱい騒いでもらえれば、一時的にせよ国民の注目をあび、支持率がアップ。そして、来る総選挙でもその勢いで何とか政権政党からの転落を防ごうと。

 そんな戦略があからさまなのにもかかわらず、それに踊らされるマスコミにはあきれます。低レベルなのは政治家だけではないようです。

投稿者 tsukada : 23:35

2008年09月02日

辞任表明から1日

 福田総理大臣の突然の辞任表明から丸1日が経ちました。昨夜はニュースで大々的に取り上げていました。

 今日も各政党代表などのインタビュー、自民党の次の総裁選びのことなど、それなりのスペースを使って報道しています。でも・・。

 トップニュースの座(?)からはすでに転落。番組にもよるのかもしれませんが、大相撲での麻薬汚染事件をトップで報じていました。

 福田首相の退陣そのものは早くから予想されていたからなのでしょうか。昨日は驚きがありましたが、少し冷静になると、むしろ当然なのだ思えるのかも。

 なんとも情けなくて、存在感のない総理大臣でした。そもそも政治家としての資質に問題があった、ということなのかも。

 そして、そんなトップを担いできた自民党は、これからトップが変わりますが、本質的なところは変わるのでしょうか。あまり期待がもてないのですが。

投稿者 tsukada : 23:59

2008年09月01日

福田総理辞任

 さきほど福田総理大臣が辞任すると表明しました。テレビでは辞任の意向を速報で伝え、臨時記者会見をライブで流し、特別番組を放送しています。

 突然の辞任表明です。ビックリしました。でも・・やっぱり辞めるんだね、っていう気持ちもあります。

 就任から1年足らず。まだ自身の政策をそれほど実現したわけでもなく、今後の方向をきちんと決めたわけでもないように思います。この時期にどうして?

 昨年のちょうど今頃、安倍さんが辞任しました。国会の所信表明を前にし、その理由を明確にすることもなく、文字通り首相の役を投げ出してしまいました。無責任この上もない辞任の仕方だったことを思い出します。

 記者会見で記者から「安倍さんと同じではないか」といった質問がありました。それに対して福田首相は「安倍さんとは違う。自分は健康状態は悪くない」。辞任するのに一番良い時期を選んだのだと。物は言い様ですね。

 先週に経済緊急政策を取りまとめたのが一つのきっかけになっているようです。でも、その中身の多くはこれまでの政策を束ね治しただけのよう。これで本当の経済対策になるのか、首相がかねてから力説している国民生活が安心できるものになるのか、はなはだ疑問です。

 報道でさかんに言われているように、連立与党の公明党との関係がぎくしゃくし、自民党の中からも福田首相のままでは選挙が戦えないという声が強まっているというのが、辞任に至る心境の変化になったのでしょうか。

 おりしも夏休みがあけて今日から9月。福田首相は“宿題”を片付け、次のステージに移るために辞任するのでしょうか。それとも“宿題”を終わらすことができず、失意の中で辞めていくのでしょうか。

 いずれにせよ、これでまた日本の政治は停滞することになりそうです。石油価格の上昇、物価高、インフレ、格差の増大・・社会を暗い雲が覆っています。それが晴れるのは、まだまだ先になることだけは、確かなようです。

 これが今の日本の政治だと思うと、情けない国に今私が住んでいるのだと、つくづく痛感します。

投稿者 tsukada : 22:26

今日から9月

 9月に入りました。日差しはまだ強いのですが、夕方暗くなる時間がずいぶんと早くなり、もうすぐ秋がやってきそうです。

 今年の夏は“異常”続きでしたね。梅雨明けがとても早く、7月の半ばには真夏並みに暑くなっていました。

 8月の半ばからは雨続き。それも各地で大雨による被害が頻発していました。「ゲリラ豪雨」という名前もずいぶんと使われていました。

 そんな夏にもあと少しでお別れできそうです。早く過ごしやすい季節になるといいですね。

 今日から2学期というお子さんも多いことでしょう。集団生活に慣れるまでの間、緊張し、疲れて帰ってくるかもしれません。その分、家ではゆっくりと過ごさせてあげてください。

 私も夏モードから秋モードに切り替え中。これからだんだんと忙しくなっていきそうなので、その準備にそろそろ取りかからないといけないな・・と、気持ちだけはあるのですが、体がついていきません。

 今夜は毎月恒例の夜間診療所勤務。夏休み気分はもう終わり。まずは仕事モードに転換だ!

投稿者 tsukada : 22:10