皮膚が黄色い

1歳3ヶ月の息子です。朝起きてオムツを替えたときにあまりに足の裏が黄色すぎて驚いてしまいました。日中になるとだんだん赤みも出てきているのですが、なんとなく黄色っぽい気がします。気になり始めると、もともと色白の子なのですが、顔もよく言えば小麦色?悪く言えば黄色っぽい様な気がしてきます。乳児の黄疸と言うのはよく聞きますが、この位の年で黄色っぽくなる場合に何か心配な病気などはあるのでしょうか? みかんの食べすぎで黄色くなると言われていますが、ちなみにみかんは最近食べさせていないので、それは無いと思います。(上越市・Wさん)

肝臓の障害があるための「黄疸」は、まず眼球結膜が黄色くなり、さらに程度が強くなると皮膚の黄染も起きてきます。
つまり、皮膚の黄色みが黄疸によるものであれば、そうとう肝臓の障害が高度になっているというわけです。

一方で、手のひらや足の底の黄色は、カロチンという色素がたまっているためにおきています。
これは体内(肝臓)でビタミンAに変わるもので、いわばその材料と言える物です。
食事の中で、黄色みの強い野菜や果実などに多く含まれています。
「濃緑色野菜」としては、カボチャやニンジンがその代表です。
果実では、ミカン類に多いものです。

子どもはビタミンAを作る働きはゆっくりとしていて、カロチンを多めに摂取すると材料が余ってしまいます。
それが手のひらなどが黄色くなる原因です。
必ずしも「食べ過ぎ」というわけではなく、冬場にミカンを毎日1個ずつ食べているだけで黄色くなってきます。
(柑橘類によるものという意味で、以前から「柑皮症」とも呼ばれています。)
最近は「健康ブーム」からか、ニンジン・ジュースを毎日のように飲んで黄色くなっているお子さんを多く見かけます。

この症状があっても、とくに健康上の障害はありません。
でも、そんなにはカロチンは必要ないという意味ですので、「健康のために」と多めに取っているようでしたら、少な目にしてみて下さい。

2001.12.22

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塚田こども医院Q&A2001年12月