塚田こども医院/ヘルス・レター 617

水痘(すいとう、水ぼうそう)の予防接種

<最終更新日:2011/09/28>


水痘(水ぼうそう)はワクチンで予防できる感染症です。最近では良い治療薬ができ重症になることは少なくなりましたが、やはりかからない方がいいですね。

水痘ワクチンの効果はやや弱いために、日本小児科学会では2回の接種を推奨しています。

水痘とワクチンについて

水痘(すいとう、水ぼうそう)は、健康な小児ではあまり重症ではありませんが、白血病などの基礎疾患をもち、体の抵抗力が落ちている子どもがかかると、死にいたることもある病気です。水痘ワクチンは、このような子どもに接種するために、日本で開発されました。接種をかさねてきて、大きな副作用がなく、普通の小児に対して接種しても問題ないことが確認され、現在、世界中で日本製のワクチンが使われています。

水痘には良い治療薬があり、軽くすませることができますが、保育園や幼稚園などの集団の中でたえず流行がくりかえされていますので、かからないようにワクチン接種をしておくことは大切です。

水痘ワクチンは1回の接種ではやや効果が弱くとされています。そのため、日本小児科学会では2回の接種を推奨しています。

大きな副作用とくにありません。集団生活に入る前に受けておかれることをおすすめします。(大人の方にも接種できますので、もし、子どものころにかかっていないようでしたら、ぜひ受けてください。)

水痘にかかると、このウイルスがそのまま体の中(神経節)に残って、のちに帯状疱疹という病気をおこしますことがありますが、水痘ワクチンを接種することで、将来の帯状疱疹も予防できるといわれています。

ワクチンについて

任意接種です。

1歳以上。

※日本小児科学会では2回接種を推奨しています。
1回目:1歳以上
2回目:5歳以上7歳未満

接種上の注意

【全てのワクチンに共通】予防接種の副作用として、ごくまれに、注射の直後に急に具合の悪くなることもあります(アナフィラキシー・ショック)。15分〜30分は、医院の中で休んでいて下さい。(その場で適切な処置をすれば、最悪の事態はさけられます。)

今日は激しい運動は避けてください。入浴はかまいません。

注射したところが赤くなったり、はれたりすることはほとんどありません。

健康な小児や成人では、ほとんど副作用はありません。

病気などで抵抗力の落ちている小児では、接種後14〜30日で、軽い水ぼうそうの症状がでることがあります。

接種の間隔

このワクチンは生のワクチンです。ほかの予防接種は、4週間以上(接種の翌日から次の接種日の前日まで27日以上)たってから受けて下さい。

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