塚田こども医院/ヘルス・レター 601

予防接種の受け方


麻疹・風疹の二種混合ワクチンが平成18年度より導入され、接種方法も1歳と就学前1年間の2回になります。(2006.4.1)

日本脳炎予防接種の3期(14歳〜15歳)が17年7月29日をもって廃止されました。(2005.8.5)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の合併症として難聴が問題になっています。そうとう頻度も高く、もしおきると永久に聴力を失います。ぜひワクチン接種を受けていただきたいです。(2005.7.13)

現在使用している日本脳炎ワクチンに副作用の心配があり、日本脳炎の予防接種が事実上中止されることになりました。新しいワクチンが開発されるまでの処置です。詳しくは各市町村にお問い合わせ下さい。(2005.5.31)


平成6年の法律改正や、小児科医療とワクチンの進歩から、予防接種の受け方が大きく変わってきています。個別接種が増えてきましたし、ワクチンの種類や、接種を受ける年齢もかなり変わりました。

実施方法は市町村によって違いますが、ここでは、厚生省が示した一般的なものをお話しします。参考にしてください。

予防接種のスケジュール(6歳まで)


予防接種の種類・年齢など

予防接種法

区 分 接種対象年齢 回数 間 隔
DPT1期 生後3〜90か月未満 初回接種(標準は3〜12か月) 3回 3〜8週
追加接種
・初回接種完了後6か月以上
・標準は初回接種終了後12〜18月未満
1回  
DT2期 11〜12歳(標準は11歳*) 1回  
ポリオ 生後3〜90か月未満(標準は3〜18か月未満) 2回 6週以上
麻疹・風疹混合* 第1期:生後12か月〜24か月未満
第2期:小学校就学前1年間(“年長”)
2回  
日本脳炎 第1期
生後6〜90か月未満
初回接種(標準は3歳) 2回 1〜4週
追加接種:初回接種後おおむね1年後(標準は4歳) 1回  
第2期 9〜12歳(標準は9歳) 1回  

【*:18年度より麻疹・風疹混合ワクチンを用いて2回接種に変更されました】

結核予防法

区 分

接種対象年齢
BCG ・生後6か月未満

【17年度よりツベルクリン反応検査は行ず、対象年齢も変更になりました】

他の予防接種との間隔

生ワクチン→4週間以上

  BCG、ポリオ、麻疹・風疹混合、麻疹、風疹、おたくふかぜ、水ぼうそうなど

不活化ワクチン等→1週間以上

  三種混合(DPT)、二種混合(DT)、破傷風、日本脳炎、インフルエンザなど

市町村による違い

予防接種を受ける年齢や方法、場所などは各市町村ごとに違っていますので、それぞれの市町村の広報などでよく確認をしてください。

上越市では、麻疹、風疹、三種混合、日本脳炎が個別接種でおこなわれています(当院で接種できます)。

県内のほかの市町村の方でも、当院で個別接種を受けることができます。(広域的個別接種:ヘルスレター631をご覧ください。)

接種を受けるときの注意

予防接種を安心して受けるために、いくつかのことを心がけてください。

受ける予防接種について、病気のことやワクチンの効果・副反応などについて、あらかじめ知っていてほしいと思います。市町村からの文書や、育児書(雑誌)なども参考にしてください。分からないことなどがありましたら、会場の職員や医師にたずねてください。

健康状態の良い時に受けましょう。心配なときは無理せずに延期したり、医師に相談してください。

前日は入浴して、体を清潔に。

予診票は、良く読んで、きちんと記入しましょう。

母子手帳も忘れずに。(個別接種では、念のために保険証も)

接種の会場で、体温を測り、記入します。

予期できない重篤な副反応が、注射のあと15〜30分以内におきることがあります。すぐに帰らず、しばらく会場で様子を見ていてください。

接種の当日は、入浴をふくめていつもと同じ生活でいいのですが、激しい運動はさけてください。