塚田こども医院/ヘルス・レター 301
赤ちゃんは、ちょっと気をゆるすとすぐお尻が赤くなってしまいます。おむつかぶれの程度も様々ですし、中には感染症がおきて悪くなっていることもあります。
あかちゃんがいつも「おしりサラサラ」でいられるよう、気を配っていて下さい。
■原 因
おむつでぬれたり、ウンチやオシッコがおしりの皮膚について、それが刺激になっておきてしまいます。とくに長い時間、おむつが汚れたままになっていると、おむつかぶれになりやすいので、注意して下さい。
■治 療
■洗う・ふく:いつも清潔でいることが基本。おしりが汚れたら、早めにきれいにしてあげて下さい。おむつを変えるたびに、お湯か水でひたした脱脂綿できれいにふきとります。汚れが強いときは、できるだけ洗ってあげて下さい(石鹸も使って下さい。ただし、ガーゼなどでごしごしこすると皮膚を傷つけてしまいます。そっと優しく、ぬぐうように洗ってあげて下さい)。
■乾かす:きれいにしたあとは、よく乾かして下さい。寒くないようなら「おしり干し」もいいですね。ベビー・パウダーは、かえって刺激になったり、くびれたところに残って感染を起こしやすくすることもあり、お勧めしていません。
■塗る:おむつかぶれ用に処方された軟膏などを塗って下さい【当院採用品:アンダーム軟膏・クリーム、アズノール軟膏、コンベック軟膏・クリーム】。副腎皮質ステロイドの入っている軟膏は、感染をおこしたり、悪くすることがあるので、おむつかぶれには使わない方がいいと考えています。
■家庭で気をつけること
■清潔・乾燥にじゅうぶん気をつけて下さい。
■布おむつと使い捨ておむつ(いわゆる「紙おむつ」)との違いは、あまりありません。その子にあったものを使って下さい。ただし、使い捨ておむつは「長い時間もつ」と宣伝していますが、ウンチをしているようなら早く見つけて交換する必要がありますし、オシッコだけでもぬれていると問題です。
■カンジダ性皮膚炎
カンジダというカビによっておきる皮膚炎です。
赤ちゃんの皮膚は弱いので、このカビが繁殖してしまうことがときどきありますが、おむつかぶれをおこしている皮膚は、よけいにカビにやられやすくなっています。そこに湿疹の薬を使うと、かえってカビや細菌の感染症を悪くすることがあります。
一般の方は、「おむつかぶれとカンジダ皮膚炎」を見分けるのは大変だと思いますが、実際におむつかぶれ用の薬を使っていて悪くなるようなら、そこで使用を中止し、受診して下さい。
【当院採用品:アトラント・クリーム、ラミシール・クリーム】