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2015年10月22日

長い一日

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 市内にある県立看護大学で、小児科学の講義を一部担当させてもらっています。90分授業を4コマ。それを2日間で行うのがここ数年のカリキュラムです。

 本業は開業医ですので、外来診療のない時間帯をあてています。水曜午後が休診なので、こういった「外回り」仕事をこなしています。

 講義は先週と今週に行い、昨日、今年度の任務(?)を終了しました。肩の荷が下り、ほっとしているところです。

 看護学生さんに向けての講義・・基礎から始まり、臨床現場での話を織り交ぜながら、お話しています。小児科はもともと守備範囲が広いんです。年齢が小さいだけで、内科のほとんど全てをカバーしています。なので、講義内容が多岐にわたることになります。

 スライド(←古いですね。今はパワーポイントと言うようですが、私はMacなのでキーノートというソフトを使っています)の枚数は、1コマの授業で100枚ほどに。それを使いながら話をするわけですが、学生さんがたはスライドの内容を理解するのが大変でしょうね(そう感じているのに、なかなか精選できず、毎年同じくらいになっています)。

 にわか講師の拙い講義にお付き合いいただいた看護学生さんたち。お疲れさまでした。小児科学や小児医療の「雰囲気」を味わっていただき、これからの学習や、看護師資格の取得、そして将来の看護師としての仕事の中に役に立ってくれることを願っています。

 それにしても昨日は「長い一日」でした。講義の資料はできていたものの、ちゃんと講義ができるか不安になり、朝4時に目が冷めました。参考書をめくりながら「自習」。講義内容が少しでも豊かになるように、最後の仕込みをしました。

 午前中は通常の外来診療。午後から看護大学に行き、2時半から6時近くまで若い方々を前に講義。老健施設に入所している母に会いに行き、夜7時半から10時までは市の夜間診療所勤務。

 そんな充実した「長い一日」。ご苦労さまでした(自分で言うのもヘンですが)。そしてまた今日から、普通に仕事です。これからもまだまだ頑張りますね。

投稿者 tsukada : 2015年10月22日 19:32