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2015年10月09日

有森裕子語録(2) 応援に応えるには・・

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 マウイマラソンで有森裕子さんからお聞きしたお話の続きです。

 大会終了後の懇談会(反省会?)で、参加者から「沿道で応援していただいた方々にお礼の言葉をかけたいけれど、何がいいですか?」という質問がありました。Thank you.とは言っているけれど、それだけじゃあ、ということのようでした。

 有森さんは、走りながらなんだから、Thank you.だけで十分と。気の利いたことを言うなんてむりですよね。それより、ちゃんと声援に応えていることがすごいと言ってくださいました。

 このお話、ちょっと嬉しかったです。私はできるだけ、エイドの方々や、沿道で応援して下さる人たちにお礼の気持ちを伝えたいと思っています。ありがとうございます!って声に出してたり、手を振ったり、会釈したり。

 エイドの給水や給食は、体に走り切るエネルギーを補ってくれます。沿道からの声援は、心に走り続けるエネルギーを与えてくれます。

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 もしそれらがなかったら、42.195キロを走り終えることはできないでしょう。自分が走っていられるのは、多くの方々のおかげ。そう思うと感謝の気持ちが湧いてきますしそれをきちんと伝えなくちゃ、って思います。

 ランナーも大変だけど、エイドや応援の人たちも大変だと思います。朝早くから準備し、暑い中(逆に寒い中)屋外にいるんですから。

 先日のマウイマラソンでも、できるだけ声に出してお礼の気持ちを伝えたつもりです。Thank you!と。

 タイムを競うような走り方なら、こんなことはできないかもしれませんね。でも幸い(?)私はノンビリラン。体にも余裕がありますが、気持ちにも余裕を持って走れています。

 外国では言葉は通じていませんが、でも心はちゃんと通じ合っていました。そんな経験も、「海外遠征」のよい思い出であり、財産になったように思います。


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(沿道でホラ貝を吹いていた、陽気なおじさんです)

投稿者 tsukada : 2015年10月09日 21:50