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2015年06月08日

走る小児科医

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 昨日、当地で開催された「高田城ロードレース」に参加いたしました。地元で行われるマラソン大会・・実家の前を通りますし、自分が育った街の中を走れるので、とても楽しみな大会です。

 それに、3年前に参加したのが、初のマラソン大会でした。55歳から始めたランニングの「原点」とも言える場所。毎年とても楽しみにしています。

 今年はさらに「お仕事」が加わりました。生中継している地元のケーブルテレビ局にランニング中の写真を送信するというミッションです。いつもお世話になっているテレビ局ですので、依頼があった時、二つ返事でOKいたしました。

 あちこちの大会に出たときに、その思い出に途中で写真を撮ることはありましたが、走るのにやっと・・。あまり「見てもらう」ことを意識したことはありませんでした。なので、ちょっと不安もあったのですが、でもやるからにはちゃんとしたものを。

 ランナー目線で、ランナーの息づかいが感じられるような写真を、視聴者の方に見てもらうことにしました。途中で10枚ほど撮影し、メールに添付する形で局に送信しました。

 自慢の一枚が、電車と併走しているランナーの姿です。トキめき鉄道というローカル線(北陸新幹線ができるまでは信越本線)の電車も写真にとらえることができました。遠くから電車の音が聞こえ始めたので、急いで写真の準備をして待っていました。ほとんど偶然の、貴重な一枚になったと思います。

 その他は、エイドで給水を受ける選手の写真、坂道を頑張って登るランナーの写真など。いずれも臨場感のあるものが撮れたと思います。

 あとで番組を見たのですが・・けっこう大きく扱ってもらっていました。多少のタイムラグはありますが、今どこで、どんな状況でランナーが走っているか、テレビの前の方々にお伝えすることができたようです。依頼されたことがきちんとできたみたいで、ホッと肩の荷を下ろしました。こんな経験は初めてでした。

 走りながら大変でしたね、とも言われたのですが・・けっこう楽しかったです。ただ走っているだけだと、疲れて来て、気持ちが滅入ってくることもあるのですが・・。いい撮影ポイントがないかを探すだけでも気分転換になるものなんですね。

 それに撮影する間、少しの時間ですが足を休めることもできました。タイムロスにはなるけれど、もともとタイムを競っているわけではありません。「楽しく完走」が目的で、ムリしないことが肝心(いい歳ですから)。

 タイムが遅くなっても、写真を撮っていたからという言い訳ができたのは、何よりのことでした(^^;)

 依頼があれば、来年も「ランニング・リポーター」をしますよ!

投稿者 tsukada : 2015年06月08日 23:36