« 誕生日 | メイン | 病児保育の視察 »

2015年01月20日

修理の成功体験

 新年早々、次々と物が壊れ続けている院内。ほとんど毎日、どこかにトラブルがでています。

 先週は待合室のテレビが突然映らなくなりました。10年ほどたっているので、もう寿命かな。とりあえず電気屋に修理を依頼。あまり高額なら、新しい物を買った方がいいかな。

 壊れたのは待合室にある小さい方のテレビで、大きな方はまだ元気・・のはず。でもこれも年数がたっているから、いつ「突然死」してもおかしくないかも。

 やはり先週のある日、私のクルマのフォッグランプが点灯しなくなりました。電球のフィラメントが切れたもの(いわゆる「球切れ」)で、自動車屋さんで交換してもらい、これはすぐに直りました。

 今週もまだ続いています。昨日は灯油ボイラーが正常に作動せず。「灯油切れ」というアラームが出ているけれど、タンクは空になっていない。業者さんに来てもらい、電源を切って、再度オンにしたら、何事もなかったかのように動き出しました。

 院内の1台の電話機に、ブーンという低い音の雑音が入るようになったので、NTTの方に来てもらいました。主装置のスイッチを入れ直すと直るかも。確かにコンピュータにはよくあること。昨日、業務終了後にやってみたら、きれいな音になりました。

 でも、今日はまた同じトラブルが。再度、リスタートしてみたのですが、こんどはうまくいかず。

 そこで「人任せ」にしないで、自分で対処してみようと、一念発起。同じタイプの電話機から受話器の部分を持ってきてつけてみると問題はありません。電話機本体の問題ではなく、その先・・コードか受話器の問題のようです。

 でもいろいろと試してみると、コードや受話器そのものは大丈夫のよう。残るはその接点! 受話器側のコードをはずして、中をのぞき込むと、4本ある細い金属棒が揃っていません。2本が少しだけ沈んでいるようになっています。本来は4本が同じ高さに並んでいなければならないはず・・。

 そこで受話器を分解し、リレー部分の部品を取り出してみると、やはり不揃いになっています。ドライバーを使い、4本を揃えて、再度組み立ててみると・・今度は雑音はなく、クリアーな音声が聞かれます。

 やりました。原因を推定し、それを修復し、実際にトラブルが解消しました。何となくかまっていたら直った、というのではありません(昔、ブラウン管テレビの映りが悪くなると、ボディーをどんとたたくときれいな画面になる、そんなコントのようなことがありましたが)。

 問題を把握し、原因を仮定し、修理の方法を見つけ、実際に修理を実行する。そして結果を出す。小さなトラブルですが、自分の手ですべて行うことができたのは嬉しいですね。

 このところ、いろんな物が壊れたり、システムがうまく作動しなくなったり・・内心、腐っていたのですが、電話機の一件で、気持ちが少し晴れました。

 「形ある物は壊れる」。対応の仕方を学ぶ毎日が続いています。

 さあ、次は何? どこ? かまわないよ、どんと来い!

投稿者 tsukada : 2015年01月20日 22:47