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2012年07月27日

中学生

 夏休みに入ってから、ふだんあまり見かけない子どもたちが来院しています。中学生たちがそうです。

 健診でひっかかっていたり、慢性疾患で長期フォローをしている子どももいます。いつもの小児科外来より年齢層が高めになっているようです。

 予防接種のために来院する中学生もたくさんいます。中学1年を対象に麻疹・風疹予防接種が行われていて、市から夏休みを利用して接種を受けるように案内も各家庭に送られています。

 ワクチン外来は、いつもは小さな乳幼児がほとんど。その中に混じって、もう大人のような体格の男子中学生がいると、存在感があります(^^;)

 でもなかなかコミュニケーションがとりずらいですね。質問してもハッキリ答えてくれなかったりします。なかなか難しい年齢なのかもしれません。

 もっとも彼らも面食らっているのかも。ピンク色をした建物(小児科医院)に入ることだけでも違和感があることでしょう。そこに、小さな子どもたちや若いママさんたちがたくさんいて、ここは自分の居場所ではない!と危機感を感じているかもしれません。

 目の前の小児科医を見ると、白衣を着てもいないどころか、ディズニーのキャラクターTシャツを着ている。カラフルなバンダナもしている(最近はまっています)。〈こんなのは医者じゃない〉と心の中で叫んでいるかも。

 一刻も早くこの騒々しい所から脱出したいと思ってしまうのも無理のないことでしょう。それでも逃げ出すことなく、最後まで自分の役割を終えてから帰ってくれます。お疲れさまです。

投稿者 tsukada : 2012年07月27日 17:36