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2012年07月11日

 思わず涙を流しました。日本で生まれたパンダの赤ちゃんが、生後わずか一週間で亡くなったというニュースを見て、です。

 待望のパンダの赤ちゃん。途中で育児放棄?という危機も乗り越え、また母親パンダのもとで育てられている中でのできごとでした。母乳が気管支入り、肺炎をおこしてしまったというのが死因だそうです。

 パンダの繁殖は難しいのだそうです。それだけに期待も大きかったのだと思います。また来年の繁殖期に良い知らせが届くことを待っていたいと思います。

 ところで私が泣いたのは・・パンダの赤ちゃんのことを思ってではないのです。上野公園の園長さんが、言葉を詰まらせながら記者会見をしている様子をみて、さぞ辛い気持ちでいるんだろうな、って思ったからです。

 飼育の方は冷静に話をされていましたが、目は真っ赤でした。特別な思いをもち、特別な対応をしていただけに、動物園の関係者の無念さがたっぷりつたわってきました。

わずか一週間の命だったけど、こんなにみんなに大切な思いを寄せてもらっていたのは幸せなことなんだと思います。悲しい結果になったけど、でもありがとうと伝えたいと思います。

投稿者 tsukada : 2012年07月11日 22:51