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2012年02月16日

新潟の小児科医は・・?

 インフルエンザの流行が本格化しています。全国的にはここ数年間で最も大きな規模になっているのだとか。先週の情報では、新潟県は都道府県別で下から2番目だということでした。

 そんな新潟でも確実にインフルエンザ患者数が増えています。小児科外来はバタバタしていますが、きっと他の地域ではもっと大変な状況なのでしょうね。

 新潟が少なめなのには理由がある? 豪雪で外に出にくく、人と接触する機会が少ないからなのだとか。もしそれが本当なら、大雪も人の役にたっていることになりますが・・

 でも新潟以外にも豪雪の県はあります。そこも同じように少なめなのか、分かりません。豪雪の年には患者発生が少なくなり、少雪の年には大流行になるという傾向があれば、より確かでしょうが、そのようなデータは見かけません。

 どうやらニセ情報のよう。あるいは「都市伝説」なのかも。

 新潟の子どもたちの健康状態がより良い状態になっている・・それはひとえに小児科医の尽力のなせるもの!・・そんな話がでてくるようだと嬉しいのですが。

 昨日は当地の夜間診療所に勤務していましたが、インフルエンザの患者さんより、インフルエンザを心配して来られる方が多かったですね。流行が去ってしまえば、急に熱を出しても慌てる必要はなくなるでしょう。

 明日からまた大雪の情報です。「雪にも負けず、インフルエンザにも負けず・・」頑張りましょう!

投稿者 tsukada : 2012年02月16日 11:36