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2011年10月02日

忙中閑あり

 10月に入りました。いよいよ秋に。そしてあっという間に冬がやってきそうです。

 今月は(今月も?)忙しくなることでしょう。インフルエンザ予防接種が始まります。12月まで足かけ3か月の間、集中して接種します。

 どこの小児科医院も同じだと思いますが、昨年くらいから予防接種の種類が増え、総数もそうとう増加しています。平日はすでに手一杯の状態。新たにインフルエンザ予防接種を追加して行う余裕はなくなりました。

 例年も利用者の利便性を考えて土曜日の午後を特設のインフルエンザ予防接種専門外来にしています。今年は医院の都合からも土曜午後の専門外来を行いますし、さらにこの土曜午後だけに限定させていただきました。

 今月15日に始まり、12月17日までの10週間連続です。職員には交代で時間外の「特別勤務」をしてもらいます。例年のことではありますが、けっこう大変な勤務になります。次第に疲れも溜まってきますが、今年も最後までやりきることができるよう、必要な対応をしていくつもりです。

 私自身のこともあります。土曜日は昼まで通常の診療をしています。あまり流行する病気もなく、午前中で終わってくれればいいのですが・・。秋の終わりくらいから感染性胃腸炎の流行が始まることが多く、普通の風邪なども増えてきます。

 一昨年は新型インフルエンザの流行が10月に始まりましたし、昨年も年内にインフルエンザの流行がありました。こんな時は毎回ハラハラしながら診療をしています。午後にはご予約で予防接種に多くの方がこられますので、開始時間を遅らせるわけにはいきません。昼の休憩時間を短くし、時には昼食を抜いて午前の外来からそのまま午後のワクチン外来に突入することもありました。

 これまでも幾多の修羅場(?)を経験していますので、何とか結果はだせるはずです。でも「想定外」の事態がおきるかもしれません。準備はきちんとしておきたいと思います。

 今月忙しくなるのはもう一つあります。市内の県立看護大学で講義を行います。臨床小児科学の一部で、90分授業を5コマ。数年前から同じ範囲の授業を行っていますので、基本のスライドなどはだいたいできていますが、作り直したり追加したりの作業は必要です。

 さらに、ちゃんと勉強しておかないと、当日看護学生さんたちに間違ったことを教えてしまうかもしれません。医学の進歩はすさまじくて、ここ一年で変わったこともいろいろあります。

 本業は子どもたちの診療ですから、学生さんに授業するのは不慣れです。ちゃんと準備をして授業に臨みたいと考えています・・でもこんな言い方をするってことはまだ準備に取りかかっていないってこと。やっぱりお尻に火がつかないと動き出さないようです。

投稿者 tsukada : 2011年10月02日 18:18