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2011年08月01日

今日から8月

 停電の不安が残る中、8月に入りました。ニュースでは、節電が十分に行き渡り、今年の夏は供給に余裕があるようです。

 当地の東北電力でも、当初予定していた「計画停電」は、この夏は実施しないことになっています。一安心です。

 余裕が十分にあるのであれば、企業や家庭に要請(要求?)している節電率をゆるめてはどうでしょう。産業界にとっても負担が大きく、家庭にとっては熱中症を起こす可能性のある「危険な政策」だからです。

 でも何かのトラブルがあればまた供給力不足になるかも・・例えば、どこかの首相が急に「火力発電は大量の二酸化炭素を排出し、エコではないから停止せよ」などと言い出してこないか、心配です。

 実際に民主党政権は地球温暖化対策として二酸化炭素の排出量を大幅に削減することを国際的に約束しています。そのためにも原子力発電を推進するというのが、つい数か月前までの方針でした(党として公式に変更したという話を聞いていませんが)。

 首相は民間の「かくれ発電」を最大限に利用せよと大号令をかけました。環境対策をしていないディーゼル発電機を大量に稼働させれば、二酸化炭素の排出量は確実に増大します。

 どのような政策を構築するのか、ぜひ民主党にお聞きしたいところですが・・思いつきで発言し、行動している今の総理のもとでは無理な話ですね。

※「こども通信」8月号を作成しました。HP内にアップしましたので、ぜひお読み下さい。

投稿者 tsukada : 2011年08月01日 20:16