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2011年07月08日

「夏かぜ」注意報

 今日も暑い一日でした。当地の最高気温は35近く。ほとんど真夏日を超えて猛暑日になっていました。

 子どもたちの感染症も暑さに伴って変化してきました。冬の感染症の代表であるインフルエンザはすでに先月末で終息。感染性胃腸炎もほとんど見かけなくなっています。

 代わりに増えているのが、いわゆる夏風邪。各種ウイルスによる感染症ですが、中でもヘルパンギーナが目立ちます。

 私自身の診療からもヘルパンギーナの増加は実感していますが、もう一つ「情報源」があります。それはこのホームページへのアクセスです。

 HPのサーバをおいている会社から前日のアクセス数を毎朝集計して報告されるのですが、今週はこれまでの1.5倍ほどに急増(平日は1日に約2万ページが閲覧されますが、今週は3万を超える日もでています)。中でも「ヘルパンギーナ」をキーワードとしてこのHPにたどりつく方がとても多くなりました。

 グーグルで「ヘルパンギーナ」を検索してみると、このHPが2番目にヒットします。1位は公的な機関のHPですので、民間としてはあまたたくさんあるHPの中ではトップになります。嬉しいですね。

 それは別として、その時々に日本中でどんな感染症がはやっていたり、話題になっているかということも、日々のデータから感じ取っています。

 他にも手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)などの夏かぜもさらに増えていくことでしょう。いろんな所にアンテナを張って、注視続けていきたいと思います。

投稿者 tsukada : 2011年07月08日 23:59