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2011年06月27日

菅総理におカンむり

 夜10時からの菅総理大臣の臨時記者会見をライブで見ました。今日、大臣や政務次官など人事があり、その説明のためというのが直接の目的です。

 でも一番聞きたいのは、菅総理がいつ辞めるのかということ。辞任の条件は明言したが、時期は言わずじまい。記者からの質問にも適当にはぐらかしているのがハッキリ分かってしまいました。

 国民の一人として感想を言わせていただきますが、菅さんは正直な方ではありません。自分が公衆の面前で約束したことを勝手に変えても、それを丁寧に説明しようともしない。

 例えば、6月に辞任表明した際には「震災復興や原発事故に一定のめどがついたら」と言っていたのに、いつの間にか「再生可能エネルギー促進法」成立も条件に入っている。まだ国民の議論にも登っていないし、緊急に決めなくてはいけないと課題とも思えない。

 唐突に言い出したのだから、それをきちんと説明するのかと思ったらそれもなし。辞任の条件を自分で言ったのは前進かもしれないけど、菅総理がまた何を画策してくるか、分かったものではありません。

 この法律が成立すれば辞任するというは、成立しなければ辞任しないということ。成立に努力しなければ、いつまでも総理大臣でいられるなんて、とても常識では考えられない。人としてのモラルにもとると言わざるをえません。

 菅総理大臣へ。あなたは日本の最高指導者です・・少なくとも今は。それなのに、誠実であること、正直に生きることを真っ向から否定するあなたを、悲しく思います。

投稿者 tsukada : 2011年06月27日 23:10