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2011年01月31日

冬の大停電

 長い一日でした。今朝は6時過ぎに出勤し、そのまま夜まで働きづめ。月末の仕事が滞ったまま帰宅しました。

 原因は停電です。5時過ぎに当地全域で電気が使えなくなりました。まだ夜があける前、自宅の無停電装置からアラーム音。同時に医院や実家から停電を知らせる自動音声の電話が入り、そうとう広範囲に停電が発生していることを知りました。

 医院で困るのは、まずは電子カルテ。無停電装置をつけてはありますが、何十分と持つわけではありません。さっそく近くの職員が駆けつけてくれて、自家発電に切り替えてくれました。

 そのまま停電が長時間にわたると診療に影響します。心配なので、陣頭指揮をとるためにも出勤することにしました。

 1時間ほどで停電は解消し、通常通り電気が使えるようになったので結果としては診療には関係しませんでした。ハラハラしましたが、わりと短い時間で終わってよかったです。

 起きた時間帯もラッキーだったかもしれません。通勤の時間帯より前だったので、信号機の消えた道路でも自動車の通行はあまり支障なし。むしろ赤信号に引っかかるようなことがなかったので、スイスイでしたよ(交差点ではちゃんと安全確認し、減速してました)。

 患者さんや病児保育の利用者は普通にたくさん来られました。停電の影響はとくになかったようです。

 インフルエンザが大流行になりつつある時−−やっぱり外来は混み合いました。もし日中に停電が起きたら、きちんと対応できたか、心配です。反省点や改善点も出てきました。私も含めて、いざという時の心構えを再認識したという点でも、今日の停電はよい練習になったかもしれません。

 今回は18万戸が停電したそうです。そんな大規模の停電は県内では久しぶりだとか。

 当地に電力を提供している電力会社の発電施設で、雪の重みのために設備が破損したというのが、今朝の大停電の原因だったそうです。こういったリスクがあるのもまた、雪国の宿命なのかもしれません。

 それにしてもよく降り続けるものです。豪雪に、喝!

 もう十分です。そろそろお引き取り下さい(^_^;)

投稿者 tsukada : 2011年01月31日 23:55