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2010年09月09日

民主党代表選挙のおかしさ

 民主党代表の選挙運動が行われていますが、政治の門外漢である私にはその意味合いがちっとも分かりません。

 菅直人氏と小沢一郎氏の一騎討ち。政策の違いがしだいにハッキリしてきました。どちらを代表に選ぶかで、日本の進路が変ってくる・・

 でも、なぜいまこの時なのかが理解できません。昨年の総選挙ではすでに民主党に政権を担当させるという民意が示されています。さきの参議院議員選挙では破れていますが、民主党が政権党であることにはかわりありません。

 もしここで民主党の代表が交代し、政策がかわってしまえば、それは私達が政権を担当させた民主党と同じなのでしょうか。

 政策の違いは政党間で争われること。いまやっている民主党代表選挙は、総選挙の前に行っておくべきもの。政党として訴えるべき政策をきちんとつくり、それを国民に問うべきです。

 とりあえず政権を獲得し、そのあとで政策を身内で変更していく・・全く身勝手で、民主党を支持した国民を愚弄するかの行為ではないのか。そんなふうに私には思えてきます。

 それは言い過ぎなのかもしれませんが、そうだとしてもわずか数カ月前に菅直人氏を自らの代表に選んだ民主党の皆さんの真意(目的?)がますます不可解です。政権担当能力がないというのなら、そんな人を代表にし、そんな代表が率いる政党を国民に支持させようとしたのですから、詐欺的な行為ではありませんか。菅氏を代表に選んだ自分の責任はどうなっているのでしょう。

 政策で政党を選べと訴えたのは民主党ですよね。だからマニフェストを大切にしたのですよね。そんなことをすっかり忘れてしまって、政権争いを繰り広げている民主党も、自分の言葉に責任を持たない普通の政治家の集団なんでしょうか。

 今では、民主党が政権をとれば何かが変わると期待していた自分の甘い考えを恥じています。

投稿者 tsukada : 2010年09月09日 22:54