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2010年09月01日

今日から9月

 月が変わり、9月に入りました。それにしても暑いです。猛暑のまま、秋とはとても呼べない季節になっています。

 学校や幼稚園なども夏休みがあけ、新学期になっています。この暑さの中ではさぞ大変だと思います。冷房のない学校が大半でしょう。教室内でも熱中症になってしなうことがないよう、十分に気をつけて下さい。

 それにしても学校の施設設備はお粗末です。冷暖房は今の社会では当然だと思うのですが、それすら準備できていない。

 学校の先生方もさぞ大変ですね。法が定める労働条件を満たしていないことは明白。いっそ訴訟でも起こしてみてはいかがでしょう。

 医療や教育にお金をかけないのがこの国の姿。最近「子ども手当」が作られ、現金が支給されるようになったけれど、具体的な生活や教育などの環境整備に十分にお金をかけたらどうだろう。「現物支給」も必要であり、バランスのとれた、そして強力な政策が必要だと思います。

 7月にある高校で講演をさせていただきました。全校生徒と教職員の方々が体育館に集合。スライドを使うので窓には厚いカーテン。もちろんエアコンはないので、中は風も通らず蒸し風呂状態。

 講演の中で宮沢賢治の「雨にもまけず・・」を紹介しましたが、その一部をもじって「この体育館の暑さにもまけず・・そんな人になりたい」と呼んでみました。けっこう受けましたよ(^^)/

 次は(もし2回目の講演があれば)冷房のはいったところでお願いします、と冗談でお話をしておきました。

 もしも日本中の学校で、体育館に冷暖房を設置したり、エアコンを完備した講堂を建設することになれば、日本の経済に与える影響は少なからずあるでしょう。建設業界をはじめ、設備機器などの業界には大きな恩恵になるにちがいありません。

 教育にお金をかけるというのは、施設設備を充実させることも含まれているはずです。民主党が「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズを掲げているそうですが、「コンクリートも、人も」ともにきちんとお金をかけるべきでしょう。

 その民主党代表の選挙が今日から始まりました。菅直人氏対小沢一郎氏。事実上、日本の総理大臣を決めることになりますが、正直に言って、なぜ今党のトップを選び治さなくてはいけないのか、理解できません。

 わずか2か月前に鳩山氏が辞任し、菅氏が選ばれたばかり。その時に、わずか2か月の任期しかないことを、私は知りませんでした。おそらく多くの国民の方もそうでしょう。

 参議院選挙が終わり、結果はともあれ、とりあえずは腰をすえて政治に取り組んでもらえると思っていたのに。自民党との間での激しい政権争いがひとまずお休みになったかと思ったら、今度は党の中で派閥争いなのか政争を行っている・・よっぽど政治家は争うことが好きなのでしょうね。

 代表選挙はどうぞ勝手にやって下さい。国民を巻き込まないで下さい。そしてきちんと決まったら、その方を中心にちゃんと政治をやって下さい。一人の国民として、お願いをしておきます。

※今月の「こども通信」「わたぼうし通信」をHP内にアップしました。どうぞお読み下さい。

投稿者 tsukada : 2010年09月01日 21:36